• ポイントキャンペーン

思想の身体―狂の巻

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393332559
  • NDC分類 121.04
  • Cコード C0310

内容説明

人間性の根底に眠る「狂」。その創造のエネルギーと破壊の力を考察する。話題のシリーズ、第二弾。

目次

第1章 “風狂”の深層心理学―一休の場合
第2章 社会構造にひそむ狂
第3章 こころの病とは何か―精神疾患における“狂”
第4章 狂とセックス
対論 破戒の“狂”、救済の“狂”

著者等紹介

町田宗鳳[マチダソウホウ]
1950年生まれ。臨済宗大本山大徳寺で修行。ハーバード大学で修士号、ペンシルバニア大学で博士号取得。広島大学大学院総合科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eirianda

4
町田宗鳳の一休和尚の章が興味深い。かなりのマージナルっぷり。親鸞に通じる部分も感じられるが、僧侶でありながら当時の規範に外れ悪性を生き抜いた凄みは、一休の方が勝っているだろう。生きることの強烈なエネルギーを覚えた。参考文献のバタイユや水上勉の本も合わせて読みたい。何しろ親鸞は弟子や子孫を残したので、(本人の意に反して?)今や大きな宗派の教祖になってしまったからなぁ。いつの時代もどこか病んでるわ。狂はなくならないわけで。納得。2015/09/30

陽香

0
060720

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/303136
  • ご注意事項