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隠元禅師と黄檗文化

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  • サイズ A5判/ページ数 381p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784393176030
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C0015

出版社内容情報

黄檗宗の人物・文化を論じた著者の最新刊。開祖隠元とその弟子たちの事績、文献類や仏像・仏具類、独特の梵唄(声明)等も解説する。

内容説明

黄檗派の人物・寺院・読誦経典に関する貴重な研究成果。「人物」では、開祖隠元禅師をはじめ渡来僧たちの渡来の理由・事情を探り、「寺院」では黄檗派の初期寺院149ヵ寺をリストアップし紹介する。また「読誦経典」では、朝夕の念経に使う「禅林課誦」の資料を比較検討し、梵唄を解説、さらに施餓鬼に関する文献資料を渉猟して徹底解説する。

目次

第1章 黄檗派と渡来僧(隠元禅師来日の理由;続・隠元禅師来日の理由;宗祖真空大師遺誡の出典;『五灯全書』にみる費隠の法嗣;心越禅師の日本渡来の理由;心越禅師の日本における足跡;水戸光圀と心越興儔;一度だけの出合い―木庵禅師と心越禅師;黄檗派渡来僧それぞれの事情;黄檗派における中国僧渡来断絶の経過)
第2章 黄檗派の寺院(黄檗派の成立;東京禅林寺の本尊;鎮堂元傑禅師をめぐる推論;滋賀太山寺の募金趣意書)
第3章 読誦経典(禅林課誦;台湾の仏門日課;台湾の梵唄;黄檗宗経典の香讃について;黄檗の梵唄)

著者等紹介

木村得玄[キムラトクゲン]
昭和12年(1937)3月、京都府宇治市黄檗山内で生まれる。昭和34年3月、東洋大学文学部仏教学科を卒業。昭和35年4月~昭和36年11月、黄檗山万福寺禅堂掛塔。昭和41年から禅林寺住職。昭和51年9月から禅昌寺住職兼務。平成5年11月から観音寺・智福寺住職兼務。昭和50年11月~昭和56年11月、黄檗宗宗会議員。平成9年9月~平成19年2月黄檗宗教学諮問委員。平成19年3月から黄檗宗審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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