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ブッダが考えたこと―これが最初の仏教だ

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393135204
  • NDC分類 181
  • Cコード C0015

内容説明

恐るべし。ゴータマ・ブッダの智慧。最も古い仏典の精読から、ブッダの思索の成り立ちとその核心に切り込む。「ゴータマ・ブッダの仏教」の真実とは何かを明らかにする、画期的論考。

目次

第1章 輪廻思想と出家の出現―仏教誕生の土壌
第2章 苦楽中道―ゴータマ・ブッダは何を発見したのか
第3章 経験論とゴータマ・ブッダの全知者性
第4章 修行完成者の生き方―ゴータマ・ブッダのプラグマティズム
第5章 苦、無常、非我
第6章 非人情、すなわち哲学

著者等紹介

宮元啓一[ミヤモトケイイチ]
1948年生まれ。東京大学文学部卒。博士(文学)。インド哲学専攻。現在、国学院大学文学部(哲学科)教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

uD

21
「犀の角のようにただ独り歩め」 うーん、内容に関しては、著者なりに結論付けている部分が多いのですが、どこまで信じていいものやら… 特に、“輪廻転生”に関する話は、他の著者・本で書かれていることと真逆すぎて個人的ににわかには信じがたいものでした。 いろいろ読んで自分なりに考えるという意味では、読んでよかったなと思える1冊です。2018/07/22

吟遊

7
これの改訂版が角川ソフィア文庫から出ている(まだ読書メーターでは出てこない。最近の出版)。ブッダの「哲学」(西洋思想的な観点から)を読み解く。おそらく独創的なのだろうが、独断的でもあると思われる。2015/10/27

あっきー

4
✴3 ガーンこんなことがあるか?!と最後の章で思った、今、自分の関心事の梵天勧請の神の声?を聞くこととかも言っていたり、仏教は形而上学的であり儒教は実際的であると思っていたのがブッダのは実存的な合理主義でプラグマティズムだったとか自分が今まで思っていた仏教の常識にこれでもかと申していくところはスゴい、今までモヤモヤするところが仏教は多かったが自分は素人なので宮元から読んでみたいと思った、鶴見俊輔も京極夏彦のヒトでなし(佛、人に非ず、らしい)も今、棚にあるし次に読むぞ、どんどん繋がってきたーっ2015/12/02

やまえつ

4
最初の仏教がどのようなもので、ブッダの考えたことが何だったのかを、著者独自の視点で書いたもの。それ故に、従来の仏教学に対する批判が目につく。しかしながら、筋道はよく通っていて今まで読んだ多くの本より説得力があった。非常に面白い本だと思う。是非、一読を薦めたい。2008/09/19

905

2
自然(動物性)、人情を超越してこそ。2023/08/05

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