内容説明
イタリアワインの原産地呼弥制度はDOCG、DOC、IGT・VdT、VdTという4つのカテゴリーからなっているが、最近、この10年、これらの規格から自らはみ出し、自社ブランドで高級ワインをつくるメーカーの動きが新潮流として注目されている。これらのワインはVdT(テーブルワイン)という範疇に入るわけだが、あえてこのクラスに甘んじながら、実は高品質だというのが、これらのワインである。…といった最新の動向を踏まえながら、イタリアワインのすべてを先ず地域別に、ついでこれら新潮流のワインについて、さらにサンジョヴェーゼとネッビオーロの2大ぶどう品種別にテイステイングし、スプマンテ(発泡性ワイン)、マルサラ(酒精強化ワイン)についても触れる。また最後にレストランに出向き、実際の料理との相性を探り出す。
目次
ガイダンス
北部の白ワイン
中部以南の白ワイン
北部の赤ワイン
中部以南の赤ワイン
新潮流の白ワイン
新潮流の赤ワイン
キァンティ他、サンジョヴェーゼのワイン
バローロ他、ネッビオーロのワイン
スプマンテ
マルサラ
レストラン編