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連続授業 人生の終わりをしなやかに

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784385365176
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0036

内容説明

延命治療、緩和ケア、在宅介護ほか、終末期の生き方、死に方をめぐる7つの集中講義。

目次

1時間目 死に逝く人へのこころのケア
2時間目 終わりの時期の意思決定プロセス
3時間目 苦しみの中でも幸せは見つかる―人間存在と苦しみの構造
4時間目 ターミナル介護の現場で思うこと
5時間目 東京都における在宅終末期医療の現状と今後の展望
6時間目 かかわりあいが作る「良い死」―医療マンガ『Ns’あおい』を題材にした考察
7時間目 終末期医療がなぜ大きな問題になったか?

著者等紹介

清水哲郎[シミズテツロウ]
東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座特任教授。1947年生まれ。東京大学理学部天文学科卒業(1969年)後、東京都立大学で哲学を学ぶ。文学博士。北海道大学助教授、東北大学教授などを経て、2007年度より現職。西欧中世の言語哲学、キリスト教思想史を専門としていたが、80年代後半から医療現場に臨む哲学を試み、現在では臨床倫理学・臨床死生学から高齢者ケアにも領域をひろげつつある。現場で実践的研究を通して、現実の人間に迫る哲学を志向

浅見昇吾[アサミショウゴ]
上智大学外国語学部ドイツ語学科教授、上智大学生命倫理研究所所員、上智大学グリーフケア研究所所員。日本医学哲学・倫理学会理事。本書の元になった上智大学社会人講座「死ぬ意味と生きる意味」のコーディネーターを当初より務める。1962年生まれ。慶應義塾大学卒。ベルリン・フンボルト大学留学を経て2004年より上智大学外国語学部に赴任。外国人が取得できる最高のドイツ語の資格・大ディプローム(GDS)を持つ数少ない一人。専門は、生命倫理、ドイツ現代哲学、ドイツ観念論

デーケン,アルフォンス[デーケン,アルフォンス][Deeken,Alfons]
上智大学名誉教授。「東京・生と死を考える会」、「生と死を考える会全国協議会」名誉会長。カトリック司祭。1932年ドイツ生まれ。1959年来日。1973年フォーダム大学大学院(ニューヨーク)で哲学博士号(Ph.D.)を取得。1973年より上智大学で「人間学」「死の哲学」などの講義を30年にわたり担当した。2003年3月退官。1982年11月~12月に第1回「生と死を考えるセミナー」を開き、これを契機として生と死を考える活動をはじめ、「死への準備教育」の普及と促進、終末期医療の改善と充実、ホスピス運動の発展に尽くしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。