内容説明
不安と悩みをQ&A方式で解決。自分でできる心のセルフケアノート付き。
目次
第1章 総論―がんと心
第2章 がんになった時―どんな心配?どんな不安?Q&A37問
第3章 自分でできる心のケア
第4章 クスリの話―睡眠導入剤、抗うつ薬
第5章 がん患者さんのためのグループ療法
第6章 家族のために―心のケアを考える
心のセルフケアノート
著者等紹介
保坂隆[ホサカタカシ]
精神科医。1977年慶應義塾大学医学部卒業。その後、同大学精神神経科学教室、入局。1990年~1992年カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)精神科留学を経て、1993年東海大学医学部精神科学講師、2000年同准教授、2003年同教授。専門は精神医学・リエゾン精神医学・サイコオンコロジー・予防医学など。学会活動では国際サイコオンコロジー学会・日本サイコオンコロジー学会・日本総合病院精神医学会・日本ヘルスサポート学会・日本スポーツ精神医学会などの理事、米国心身医学アカデミー評議員を務める
寺田佐代子[テラダサヨコ]
1977年3月、南山短期大学人間関係科卒業。体験学習を中心にした学科で、ファシリテーションについて学ぶ。30代は子供英会話教室講師、40代は療養型病院の介護職員。2003年に、藤田保健衛生大学病院のがん患者が集まり「わかば会」を発足。医療者、医学生、患者のコラボで音楽コンサート活動も展開。2007年「こころのセルフケアノート」を発刊。2007年、2008年、愛知県健康祭の中でのがん患者支援事業「希望のコンサート」に出演協力。2008年、南山大学心理人間学科の研修生としてがん患者のセルフケアをテーマに、ファシリテーションスキルについて同大学山口真人教授のもとで研究中。現在は、愛知県内で、がん患者のための心のセルフケアをテーマにプログラムを開発しグループワークを実践するファシリテーターとして活動を展開中。講演、セミナー講師も依頼があれば務める。医療、地域社会の中で、がん患者のセルフヘルプグループ活動としてピアサポート活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。