アキラの地雷博物館とこどもたち

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アキラの地雷博物館とこどもたち

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  • サイズ B40判/ページ数 166p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784385362083
  • NDC分類 559.24
  • Cコード C0030

目次

1 マイ・ストーリー(アキラの物語)(戦争孤児;ポル・ポト軍で;ベトナム軍で;カンボジア軍で ほか)
2 地雷博物館のこどもたち(ダー;ペル;ハック;トール ほか)

著者等紹介

アキ・ラー[アキラー][Aki Ra]
カンボジア人。1973年ころ、シェムレアップ郊外で生まれる。5歳でポル・ポト軍に両親を殺されたあと、少年兵として内戦時代を3つの軍隊で戦い、「約1万個」の地雷を埋めた。20歳でアンタック(国連軍)にやとわれて地雷処理をはじめ、1997年以降は1人で自主的に地雷処理をおこなっている。1999年にアンコールワットの近くに自宅を兼ねた「アキラの地雷博物館」をオープンし、自分で掘った地雷や不発弾を展示、戦争孤児や地雷被害児を養育しながら、妻と2人の息子と暮らしている。2005年からは、地雷博物館のこどもたちが演じる内戦時代の劇を上演している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たみこ

4
「生き方は選べる」 そのことを知らないままに生きてきている子供が今もたくさんいて。 世界にはまだまだ紛争が起きていて…、そういうことをなんとなく知っていたつもりだったけれど、現地での出来事は全部私のボンヤリとしたイメージを超えていた。 是非アンコールワットに行くときには、地雷博物館に行きたい。2013/04/30

kaz

3
悪名高いポルポト独裁時代のことはなんとなく知ってはいたけど、実際に体験した人の言葉は重い。しかも、本当につい最近の出来事だったのだと知る。5歳の時、信じられない理由で両親を軍に殺されたアキ・ラーさんは軍隊に入り戦争の中で生き抜くしかなかった。内戦が終わったあと地雷除去の仕事に携わる。戦争の記憶を残し、地雷の危険性を周知させるためにたった1人で私設の地雷博物館を開いた。今もどこかで地雷除去に奔走しているらしい。博物館では地雷の被害を受けた子どもを受け入れて共同生活もしているという。ぜひ行ってみたい。2019/10/05

pyonko

3
色々と感じ考えるのだが、その中でもひときわ「ノーチョイス」という言葉が、いつまでも残ってしまう。多くの人に読んでほしい。2015/07/31

ss

2
分かりやすく書かれています。知らないことがたくさんあり、勉強になりました。平和は、本当に大事に大事に守らなくてはいけないものだと感じます。2013/09/08

アンジェラ

1
ノンフィクションの体験談。 カンボジア人の著者が日本語で表現しているので堅苦しい言葉は無し。 ただ淡々とそのにあった事実が語られている。 内容は重いのに受ける印象は軽く感じる。 そこが怖い。 戦争が、人の心が死んでるのが、命の軽さが、怖い。2013/06/27

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