内容説明
「アンガーマネジメント」は怒りを我慢することではなく、怒りも含めた自分の感情を大切にし、自分らしく生きるためのノウハウです。「上手な怒り方」を身につけ、“イライラ”を自分でコントロールできるようになると、きっと、仕事もプライベートも、今よりもっとラクになりますよ。
目次
第1章 アンガーマネジメントとは
第2章 アンガーマネジメントで心を整理整頓しよう
第3章 上手な自己主張「アサーティブ」
第4章 男女で違う怒りのツボ
第5章 こんなときどうする?―職場のアンガーマネジメント
第6章 こんなときどうする?―プライベートのアンガーマネジメント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
15
怒りは期待の裏返し。怒りの発生はマイナスのコンディションと「べき」が発生源。ネガティブな思い込みは事実と分けて考えてみる。相手の思い込みと自分の思い込みのズレから怒りは発生する。重要だが変えられない怒りは手放していきたい。アンガーマネジメントの主語はいつも「自分」であり、怒ってる自分の感情は受け入れて、そこからどう行動するかは選択できるし、自己責任。怒りが湧いたら6秒(理性が発動するまでの時間)待ってから行動する。男性と女性の伝統的な「べき」の偏りの見解が面白かったし勉強になった。2025/06/13
カッパ
10
確かにとうなづきながらさらさらと読みました。よく怒る人が身近にいるんですが、確かにこういうときはこうすべきですよね。とかこの立場の人はこうあるべきですよねという気がします。ちょっとしたことでもすぐ私は嫌と怒り出すのでちょっと付き合いずらいとおもっていたけど傷つかないようにしてたんですね。私はあんまり怒らないんですが、自然としてたのか感情を凍らしていたのか悩ましいところです。2022/01/27
じゅんた
6
いくつかアンガーマネジメントの本を読んだけど、1番しっくりきました。許せるか、まあ許せるか、許せないか、どこに入るか判断する、というのがなかなかよく。案外「まあ」許せるって事にも怒って無駄なエネルギーを使ってたんだなあ。と、しみじみ。怒りはエネルギーにもなるんですけどね、人に怒ると、ブーメランになって後々助けてもらえない状況になったり。でも、自業自得って知ってるから、自分の頭をポカスカ叩くしかない 笑2021/02/18
きっちんきりん
5
最近、仕事で煮詰まっているので読み漁り。 「〇〇べき(自分の常識)」が怒りを生み出す、と。自分自身を振り返り納得。 身近な人ほど甘えて「こうするべき!こうして!」が強くなってしまう。。 客観視することで変わるかな? 「自分で変えられるか」「重要度」の4マトリクスで対応を考えるというのも覚えておく。2021/05/11
アルミの鉄鍋
3
★5 わかりやすくてスラスラ読めた。そうそうイライラする6秒ルールもわかってる。でもイライラする。〜べきと言う思考がイライラの元なんだなぁと改めて思った。仕事でも家庭でもイライラする前にまず、考える。〜べき論になってないのか。否か。2021/01/30