写楽・考

写楽・考

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784380932120
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0072

目次

第1章 古文書に登場する写楽
第2章 実在していた能役者斎藤十郎兵衛
第3章 写楽は江戸八丁堀の住人であった
第4章 天明・寛政期は弾圧の時代である
第5章 歴代浮世絵師は西洋画の影響を受けていた
第6章 歌麿雲母摺大首絵の誕生
第7章 写楽、春英、豊国の役者絵競作
第8章 写楽西洋リアリズムに挑戦
第9章 西洋絵画の開拓者達
第10章 写楽は蔦屋の人間関係から誕生した
第11章 写楽大首絵は西洋肖像画をヒントに制作されたのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

113
島田荘司さんの写楽に関する小説を読んで少しほかの方の写楽に関する研究書を読んでみようと思いました。明治43年にドイツ人浮世絵研究家が出した本に写楽は能役者で書いてあるところから地道な研究作業を続けていてこの本を出されたようです。島田さんのような天衣無縫な感じの推理も楽しいですが、このような糸をほぐすような作業にも脱帽します。ほかにも写楽研究書がいろいろあるので少しづつ読んでいきましょうか。2016/07/09

Berlin1888

2
東洲斎写楽=斎藤十郎兵衛説。明石散人先生の『東洲斎写楽はもういない』と内容がだいぶんかぶっておりますが、こちらの方が分かりやすさ・読みやすさは上です。写楽が十ヶ月で消えた理由については、それはそうだろうと納得の当たり前な結論で、センセーショナルな裏事情をお求めの方はがっかりでしょう(笑)。2013/05/16

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