自白の研究―取調べる者と取調べられる者の心的構図

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自白の研究―取調べる者と取調べられる者の心的構図

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  • サイズ A5判/ページ数 701p/高さ 22X17cm
  • 商品コード 9784380922114
  • NDC分類 327.62
  • Cコード C0030

内容説明

やっていないことを、何故、やったと言うのか。虚偽自白の心理的構造を、数々の冤罪事件を通して、詳細に分析する。

目次

第1部 問題の構図(三つの虚偽自白論;虚偽自白論のための二つの前提)
第2部 取調べの心的構図―二つの古典的事例から(拷問と自白―魔女裁判から;洗脳と自白―粛清裁判から)
第3部 刑事取調べの心的構図(わが国の刑事取調べの現状;もう一つの刑事取調べ)
第4部 自白への転回過程―「私がやりました」と言うまで(逮捕され勾留されて、取調べられることの意味;否認力動を低減させる要因;自白力動を高める要因)
第5部 自白の内容展開過程―犯行筋書の舞台に上がって(犯人に扮するということ;虚偽自白の内容展開過程の諸相;自白の維持と撤回―犯人演技の舞台を下りる)