内容説明
安すぎる手数料、送り込まれてくるド素人、引き延ばされる契約期間…ｅｔｃ．業界を知り尽くした著者が暴露する経営者が知らないインチキマーケティングの真実。
目次
第１章 まったく効果のないウェブマーケティングというまやかし
第２章 広告代理店、ＳＥＯ会社、制作会社、コンサルティング会社…。実態のないビジネスで暴利をむさぼる素人集団
第３章 問題は依頼先だけにあらず。丸投げ体質の依頼者たちがウェブマーケターの“カモ”
第４章 結果を出せない会社は３カ月で切れ！費用対効果を正しく見極めるウェブマーケティングの基礎知識
第５章 ウェブの知識がなくても見破れる！素人集団の化けの皮をはがすチェックポイント
第６章 問い合わせ増で喜ぶな。ウェブマーケティングは売上を劇的にアップさせる最強の武器
著者等紹介
後藤晴伸［ゴトウハルノブ］
青山学院大学国際政治経済学部を卒業後、凸版印刷株式会社入社。電通・電通テック担当として、大手企業の紙媒体を中心とした広告制作を担当。大手インターネット広告代理店、株式会社セプテーニへ転職し、ＳＥＭコンサルタントとして数十社のリスティング広告の運用を担当。その後取締役としてウェブマーケティング会社の立ち上げに参画。２０１４年に独立し、後藤ブランド株式会社を設立。後藤ブランド株式会社代表取締役（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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maimai
6
ウェブマーケティングは企業のブランディングに直結しますが、専門の知識を持って取り組んでいる人が少ないというのが事実だと考えます。ウェブの世界は安価に高収益が見込める世界と思われていますが実際は幾多のプロダクツが無数に生み出されているので、苛烈なレッドオーシャンの世界だと考えられています。即ち収益を上げるには多くの時間と労力が必要だということですね。クリエイティブな能力に関しては専門的な知識、発想力が必要となってきますが、その発想力は緻密な論理と知識の上に成り立つと考えますのでマーケティングは奥が深いな。2020/09/28
オサム兄ぃ
6
WEB広告宣伝費は1兆円を超え、既に新聞・雑誌・ラジオ合計を上回る。急成長につきものの歪みをインサイドから暴く。それも同業者を敵に回す覚悟で。手数料を取るだけの広告代理店や、作って終わりの制作会社、単品営業で全体が見えないSEO会社、口先だけで実行力のないコンサルタント会社は、早く淘汰されて欲しいと言い切る。まだ新しいビジネスだ。登場人物と役割と概観に便利。成功事例があればより分かり易いのだが。立ち位置により感想は異なろうが、著者の唱えるヘタレ業者撃退法が、ビジネスの基本通りなことに妙に安心したりして。2018/05/27
digibot
5
先日会った某SEO会社の営業マンを思い出した。ウェブマーケティングというものは裏方作業ながら本気でやると労力を相当割くことになるので、予算の少ない小さな会社相手ではどうしても手抜きになってしまうという点もある。本書ではクライアントの知識の乏しさを良いことに手抜きしまくる会社が多いということを強く訴えている。2017/03/26
うちこ
5
想定読者は月に20万～60万円くらいの広告費をウェブに対して支払っている事業者や担当者か。ここまで実態がひどいとは知らなくても「まぁ仕組み上、雑にやったらそのくらいのことはできる」ということはわかるので、なんというか「丸投げしたらそら、むしりとられるわ」という思いで読みました。 「そうだよなぁ…」と思ったのが、いまディスプレイネットワーク広告はスマホのアプリにも出せてしまうから、どんどん無駄なクリックも誤魔化しやすくなっていること。 発注側も営業側もぼんやりしているということかと思います。2017/02/23
ロバート・カワサキ
3
webマーケティング業界にいる人間として、気になって読了。業界あるあるネタ満載。業界にいる人というよりは、発注するクライアント向き。知名度のある会社への丸投げ、手数料を叩いて発注してもよいことは無い。2016/10/21
