内容説明
30年間、工場経営を続けた「平成の鍛冶屋」が心機一転、金槌代わりにペンを手に「源氏物語」に挑む。作品への熱き想いと純粋な疑問が生み出す新考察『桐壺』。
目次
創業そして解散
『源氏物語』の真仮式翻訳(作者の思いを思う;女官除目 ほか)
『源氏物語』令和の現代語訳(桐壺;いづれのおほんときにか ほか)
“帚木”の訳へ(紫式部のひとりごと;紫式部集 ほか)
あとがき(血胤;勅撰 ほか)
著者等紹介
道木竹士[ミチキタケシ]
1940年生まれ。愛知県立愛知工業高等学校機械科卒業(通称M34卒業)、名城大学理工学部第二部機械工学科中退。建築設備機械設計、建築空調設備設計に5年あまり従事。独立して大型ビルディングのダクト工事請負業務に10年あまり個人営業。その後、愛知県内の工業所に合流、ビニールハウスの換気装置、海苔の精製機械の設計で多数の特許取得を手がける。1986年に台車を主力製品とする工業メーカーへ転職し、収納ステージの設計と製作を担当。1989年に独立し、約30年間をロボット機械の設計製作を専門とする、町工場の実業家として数多くの製品を生産した。2005年頃から執筆活動を開始、自費およびネット書籍で数冊を出版。景気低迷を予測して2020年2月会社を畳み、以降は執筆や歴史書の翻訳に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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