幻冬舎ルネッサンス新書<br> 老いと死―老人は諦観を持て

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幻冬舎ルネッサンス新書
老いと死―老人は諦観を持て

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344918979
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0295

内容説明

避けられない老年期、やがて来る死。人間は今以上に長寿である必要は無く、時が来たならば、老人は死んでよいのである。その死が人よりも早かろうが遅かろうが、その人にとって納得のゆく死であり、さらに他者にも死の意味が理解されたならば、相応しい時の相応しい死、それこそが真に自由な死と言えるのではないだろうか…。「一億総老人時代」の現代に、老人の新たな「生き方」と「死に方」を提言する。

目次

終命とは何か
死と時間
死を受け入れられない人々
人間は利己的遺伝子に従わざるを得ないのか
本格的抗癌剤の登場と国民皆保険の危機
国民医療費と老人医療費
医療費高騰の大きな原因―健診・検診
施設福祉は姥捨てか
失敗した公的介護保険制度
老人よ諦めて美しく輝け
在宅死―老人よ家で死ね
尊厳死・安楽死―法制化を急げ
終命を尊ぶ
老人と自殺

著者等紹介

網野皓之[アミノヒロユキ]
1947年、北海道美唄(びばい)市に生まれる。1972年、札幌医科大学を卒業、東京にて病院勤務12年。1984年、過疎・高齢化した長野県南の泰阜村診療所へ赴任。集団検診の有効性を否定して廃止させ、保健医療への依存度を低めた福祉村の建設に取り組む。1996年、東京都豊島区に開業し、町医者として地域医療に従事。在宅医療・在宅福祉に勤しむと共に、電気ポット・ITを活用した象印マホービンの安否確認システム開発にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くらーく

2
北海道美唄市出身なのか。それが影響しているのかどうかは分かりませんけど、本筋については同意です。あとがきの最後に、「老人は死を恐れず、自然に従うべきである。往生際の悪い老人ほど見苦しい人間はいないのではないだろうか。」と結論が書いてある。これについて、いろいろと著者の経験と意見が書かれた本。都知事選の事なんかも書かれているけど、まあ、どうでも良い話だわな。 著者ほどではないけど、確かに定年になったらあと老いを受け入れ死を待つだけが当たり前になると良いのにねえ。健康保険の惨状を見ると暗澹たる気持ちになるし。2021/11/13

かんな

0
後書きのエピソードが大変参考になりました。2019/09/24

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