内容説明
十九世紀半ばのフランス。流行病で家族をなくし一人パリに来たルネは、貧しく退屈な毎日にうんざりしていた。そんなある日、ルネと瓜二つのアルノー家の御曹司・ジルと三日間入れ替わることになる。ルネは、ジルの代わりにアルノー家を乗っ取る野望を抱くが、執事のヴァレリーに見破られてしまう。取引としてルネは自分の体を差し出すが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
睦月
2
スピンオフとは知らずに購入してしまった。でもこれだけでもOK。2013/10/22
ありす
1
執事が腹黒い印象。萌えどころをどこにしたらいいのか悩んだけど、それなりに楽しめました。2013/12/05
絵里香
1
スピンオフだったとは知らずこちらから拝見しました。面白かったぁ。ルネの健気で頑張り屋のところが素敵でした。ヴァレリーは何でしょう…ムッツリ・・・?何はともあれ幸せになって良かった、のか?ジルのことを考えると色々苦しいばかりですが、そこは前作を読んで解消したいと思います。王子と乞食ものは個人的にはかなりヒットです☆2013/10/09
hina
0
スピンオフ。後書きにあったので、期待しながら読んだけど・・・思ったほど印象に変化はなかったな。それぞれに事情があったのはわかったけど、想像の範囲からは脱していなかったし、なんていうか、「だから何?」と思ってしまって、この二人に入れ込めなかった。もっと、「そういうことか!頑張れ〜」ってな気持にさせる何かがないと。。。結局は前作の印象のままです。それより「成長したなジル!頑張れ〜」ってのがこの本での感想です。 まぁ、ジルに対してだいぶひいき目ですがw2014/11/06
立川
0
2014年読了、前作のヴァレリー&ルネの印象を払拭すべく読みました。ただただ酷い!冷酷!!だと思っていた二人ですがまぁそれぞれ思う事があっての思考対応だったのかと思ったら好感度がちょっと上がりました。前作にもあったジルとルネが再会して云々のシーンは両者の考えが解る状態で読むとジルの成長がよく解るというか、やっぱり跡取りとしての覚悟等が良かったです。2014/05/05