幻冬舎文庫<br> その後とその前

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幻冬舎文庫
その後とその前

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  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344423732
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

東日本大震災が起こる一年前と、被災から半年後。「この国」を思う二人が、今、日本人はどう生きるべきかを語り尽くした。放射能の恐怖、被災地でのスキンシップ、戦争と死、老人の力、忘己利他の教え、自殺と出家…。変わるべきことは、何か。変わってはいけないことは、何か。過激で愛に満ちた叱咤とエールが詰まった、必読の書。

目次

第1章 生きるために捨てる。(その後 原発ショック立ち。;その前 捨てる勇気。 ほか)
第2章 想像できない苦しみがあることを知る。(その後 放射能という目に見えない恐怖。;その前 才能を出し尽くして死ぬ。 ほか)
第3章 感謝して生きる。(その前 謝り方の下手な日本人。;その後 お金の問題。 ほか)
第4章 許されて生きる。(その後 日本復活。;その前 老人の力。 ほか)
第5章 生きるために忘れる。(その後 政治に文句を言わない若者。;その前 不犯の高僧。 ほか)

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年徳島生まれ。作家・僧侶。本名・晴美。63年「夏の終わり」で女流文学賞受賞。73年出家得度。「花に問え」で谷崎潤一郎賞、「場所」で野間文芸賞、「風景」で泉鏡花文学賞など、数々の賞を受賞

さだまさし[サダマサシ]
1952年長崎生まれ。シンガソングライター・作家。72年に「グレープ」を結成、「精霊流し」などが大ヒット。76年、グレープを解散、ソロデビュー。2001年、初小説『精霊流し』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

6
瀬戸内寂聴とさだまさしの対談集。「その」は、東日本大震災を指し、その前後で二人の対談がどんなふうに変化したかが面白い。「人生は楽しいものだ」と勘違いすると、震災後の日本はとても生きづらくなる。「人生を楽しく生きる」と考えると、一日がうれしくなる。そして、「平等」ということをどう考えるかを、最後に教えてくれた。トリアージをすることが、平等につながる。2015/12/01

mayumi

4
尊敬できるお二人の言葉がすんなりと頭に入ってくる。願わくは、文字ではなく音で聞いてみたかった。2015/08/31

アー

3
「自分じゃ気がつかないけど、自分の存在そのもので人を傷つけてる。それでも許されて生きてるんだからね」2015/12/31

もりちゃん

3
目に見えないものを大切にする。いろんなところでいろんな人が同じことを繰り返し伝えている。大事なことはその前だろうが、その後だろうが大事なことを繰り返し行動すること、そして瀬戸内寂聴とさだまさしという人と人との出会いで導かれるものがたとえ普遍的なものであっても、自分一人で考えたことより大事なことだと気付かされた。2015/09/07

あとぅーし

2
東日本大震災を軸に、その前の対談と、その後の対談を載せた本だが、地震について知りたいなら他の本を読むべきです。ただ二人の軽妙なやり取りは読んでいて楽しかったので二人のことが好きな人にのみおすすめです。 地震を軸にしながらも、重くなりすぎずに考えさせられる作品で、後書きでのさだまさしのパートで、「平等」とは何かの問いかけは今後の世界でより問われていくことなのだろうと感じた。2019/04/11

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