内容説明
東日本大震災が起こる一年前と、被災から半年後。「この国」を思う二人が、今、日本人はどう生きるべきかを語り尽くした。放射能の恐怖、被災地でのスキンシップ、戦争と死、老人の力、忘己利他の教え、自殺と出家…。変わるべきことは、何か。変わってはいけないことは、何か。過激で愛に満ちた叱咤とエールが詰まった、必読の書。
目次
第1章 生きるために捨てる。(その後 原発ショック立ち。;その前 捨てる勇気。 ほか)
第2章 想像できない苦しみがあることを知る。(その後 放射能という目に見えない恐怖。;その前 才能を出し尽くして死ぬ。 ほか)
第3章 感謝して生きる。(その前 謝り方の下手な日本人。;その後 お金の問題。 ほか)
第4章 許されて生きる。(その後 日本復活。;その前 老人の力。 ほか)
第5章 生きるために忘れる。(その後 政治に文句を言わない若者。;その前 不犯の高僧。 ほか)
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年徳島生まれ。作家・僧侶。本名・晴美。63年「夏の終わり」で女流文学賞受賞。73年出家得度。「花に問え」で谷崎潤一郎賞、「場所」で野間文芸賞、「風景」で泉鏡花文学賞など、数々の賞を受賞
さだまさし[サダマサシ]
1952年長崎生まれ。シンガソングライター・作家。72年に「グレープ」を結成、「精霊流し」などが大ヒット。76年、グレープを解散、ソロデビュー。2001年、初小説『精霊流し』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mayumi
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もりちゃん
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