内容説明
エリーは犬の散歩代行業をはじめたばかり。ところが犬を迎えに行くと、飼い主が玄関口で亡くなっていた。さらに、なぜかその家の愛犬バディが見当たらない。捜査担当のライダー刑事が犬の行方に無関心なため、自ら探しはじめたエリー。知らぬ間に犯人の邪悪な目的へと近づきすぎて…。小型犬たちも大活躍のコージーミステリが日本初登場。
著者等紹介
マコーイ,ジュディ[マコーイ,ジュディ][McCoy,Judi]
2001年、デビュー作でウォルデンブックス新人賞を受賞。ロマンティック・サスペンスを多数発表した後、「ドッグウォーカー・ミステリ」シリーズを開始、人気を博す。熱心なランの栽培家でもある。夫とともにヴァージニア州に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
20
ジャケ借り。亡くなったイヌが、輪廻して(@_@)イヌと会話できて!コージーとは珍しいような。続き出てないようで残念。2017/03/20
ペルー
11
最近小型犬にドキドキワクワクしちゃう私が思わず手に取った1冊。マンハッタンのアッパーイーストサイドで高級なお行儀のいい小型犬たちとのお散歩を仕事とする、ドッグウォーカーのお話し。彼女はもちろんバツイチ。ここは外せないね!事件解決で、恋もうまくいくんじゃない?ってとこで終るので、次行きたくなります!2015/07/31
Jinny
5
主人公が犬と話すことができる、ファンタジー系コージーミステリ。難しいことは考えずに楽しみたい方にはお薦め。捨てられた動物の保護施設へのチャリティという、この本が書かれた趣旨には賛同しますが、内容についてはロマンスがあまりにも陳腐ということと、犬たちが主人公と会話できるので、意思を伝えるための仕草や行動から愛らしさを感じるという楽しみが半減してしまっているのが残念。2014/04/12
寧々子
5
愛犬は10年前に亡くなった犬の生まれ変わりで会話ができるなんてちょっと都合がいいと思ったけど、エリーの相棒になる愛犬のルディがちょっと小生意気で可愛いから許せちゃうんですねぇ♪ 散歩を請け負った犬たちとも会話もできるんですが出番が少なめなのが残念~ コージーにしてはロマンス濃度が高めなぶん、そっちにページをさいている気がします! ルディの発見や意見に耳を傾けてれば犯人はスグにわかっちゃうのでミステリーとしは読みごたえはない。 けどルディや他の犬たちも可愛かったから続編が刊行されたら読みたい♪2012/11/28
ワコ
4
犬の散歩を代行する女性が主人公のコージー。話もキャラもあっさりしすぎてて、個人的には物足りないものの、さらっと読めるので万人向けだと思います。2012/12/14