幻冬舎時代小説文庫<br> 夢のまた夢〈1〉

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幻冬舎時代小説文庫
夢のまた夢〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 478p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344418776
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

天正十年、毛利攻めの直中にあった羽柴秀吉は、偶然捕らえた間者が忍ばせていた密書に衝撃を受ける。本能寺で織田信長討死。それは明智光秀が毛利家に宛てたものだった。窮地を覚った秀吉は毛利と巧みに和睦。中国大返しと呼ばれる急行軍を成し遂げ、仇敵・光秀との決戦に臨む…。野望と独善に満ちた天下人の生涯を、凛乎たる筆致で描く歴史巨編。

著者等紹介

津本陽[ツモトヨウ]
1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年、「深重の海」で第七九回直木賞、「夢のまた夢」で第二九回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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姉勤

14
「本能寺の変」からはじまる羽柴秀吉、天下への物語。(一)は、中国大返しから山崎の合戦、清洲会議を経ての賤ヶ岳の合戦まで。天下人三人でつづる”夢三部作”の第二篇に当たるため、トータルで楽しみたいなら、少し長いが「下天は夢か」から読むことを勧める。気の使い方、金の使い方、人の使い方、そして時の使い方。亡主信長の夢を継ぐため、時に魔術のようにイメージを現実化していく。人の欲と憎悪さえも利用して。明智光秀、柴田勝家、織田信孝...修羅の時代は怨霊さえ斬り捨てられる。2014/09/22

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