内容説明
町年寄の突然の自害、米会所の急なお取り潰し―。久慈屋の掛取りに従った小籐次が観右衛門から聞かされた騒動の背景は、事がそれだけでは収まらない気配を見せていた。折しも市中に小籐次の名を騙り、法外な値で研ぎ仕事をする男が出現。素性を探るため、小籐次は東奔西走するが、予想外の事態に突き当たる。超人気シリーズ、第十一弾。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。日本大学芸術学部卒。『闘牛』でデビュー。98年に時代小説『密命―見参!寒月霞斬り』を発表するや、迫力のある殺陣と人情味溢れる物語で読者の圧倒的支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinupon
30
相変わらずの剣さばき・・・。そこにおりょう様との意味深な関係が。巻を重ねるごとに面白くなってきます。2015/01/31
suika
2
意外な展開! なるほど、進展があるのか…ちょっとびっくり。いつも以上に次巻が気になって図書館に予約を入れました。2011/09/12
雅
1
遂には憧れの人と…しかも偽者が出るほどになった。爺侍と呼ばれるまで何故表に出てこなかったんだろう?2018/02/21
sae_k1
1
再読。偽物が出た。ドラマでは小籐次を竹中直人、偽小籐次を片岡鶴太郎がやっていた気がします。ページをめくるのももどかしく、次の展開が気になる巻。2016/04/16
いえのぶ
0
小籐次の偽物が研ぎ商売をする。その真意は?2018/01/09