内容説明
ほの明かり久慈行灯の製作指南と、久慈屋の跡取り娘と手代の結婚報告のため、水戸へ出立した小籐次ら一行。だが、主人の座を狙っていた番頭の泉蔵が率いる一味に、突如として襲撃される。折も折、一行の行く手を阻む新たな騒動が勃発。図らずも二組の敵を迎え撃つこととなった小籐次に、はたして活路はあるのか。風雲急を告げるシリーズ第九弾。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。日本大学芸術学部卒。『闘牛』でデビュー。98年に時代小説『密命―見参!寒月霞斬り』を発表するや、迫力のある殺陣と人情味溢れる物語で読者の圧倒的支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinupon
33
ほの明かり久慈行灯といい、吉原明かりといい・・・・実際に見てみたいですね。あと竹簪も見たい。2014/12/24
ichi
19
シリーズ第9巻。九慈屋の跡取り娘おやえと手代の浩介の結婚が決まり、水戸へ挨拶がてら新しい灯籠作りの旅の道中にまた厄介に巻き込まれる。人情ドラマのような展開。2016/11/03
オレンジ。
5
久慈屋のひとり娘・おやえと手代・浩介の婚姻を本家に報告する旅に、行灯製作の指南として小籐次も同道するが、良からぬ魂胆を持つ三番番頭の泉蔵と浪人者が久慈屋一行を襲う。そして御金座破りが水戸街道に逃げ込んだとかで小籐次は又も巻き込まれて大活躍をする。私の中では盛り上がりに欠ける展開だったかな。 2015/01/04
sae_k1
1
小籐次はどこに行っても騒ぎに巻き込まれる。旅の空にある小籐次の話もなかなかよい。2016/04/12
Ryan
0
グッド!2018/12/03