内容説明
これからの日本は、いったいどうなっちゃうのかしら?「怖い!流行の均一化」「美人は本当に美しい?」「経済欄のプチ情報楽し」など、ファッション、アート、教育、政治経済…失われゆく日本の四季を愛でながら、生活の中で気づいたあれこれを綴る、愛とユーモアたっぷりの辛口エッセイ95篇。
目次
祝福よりも試練が必要―成人式はいらない
気に障る音、歩行の邪魔―キャリーバッグは嫌い
素材良く飽きないものを―冬の期末セールの利用
辛口な私にピッタリ―マイ・カクテル嬉しい
世界平和の礎として―新年最初に見てほしい映画!
上着のボタンは掛けない―スリーピースの着方
手のひらの異常が解消―薬に頼らない生活!
季節を先取り、梅春用―懐かしい春用のコート
ビーバー系は雨に強い?―実用的な毛皮って何?
鍋が好きで、お洒落で…―寒い日、父を思い出す〔ほか〕
著者等紹介
ピーコ[ピーコ]
ファッション評論家、シャンソン歌手。アパレル会社入社後、文化服装学院を経て衣装デザイナーとして働く。1975年「おすぎとピーコ」としてデビュー後、ラジオ・テレビへの出演、講演など多岐にわたり活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読むちゃん
3
ピーコがとても家族を愛していることが伝わってきた。胸にあったかい思い出があれば、人は孤独ではないのだな。2011/01/05
ことり
2
語り口がすき。真っ当な意見だけれど、現代では偏屈にも取られてしまう感じ。2016/10/30
PPP
1
★☆☆☆☆2014/06/11
Naoko Kawakami
1
オシャレな人。昔男性のオシャレに、世間の目が厳しい中、自分を確立してオシャレを楽しんでいて素敵。
やっちゃん
1
中学生の頃、道徳の授業でピーコさんのエッセイか何かが題材で、個性についてでした。確か「私は流行を追うのが私の個性です」と主張する女子中学生に対し、ピーコさんは「私は皆と同じにすることが個性なんて思わない。考えが貧しいわ」みたいな内容だった気がします。本書を読んで改めてレイチェル・カーソンの"センス・オブ・ワンダー"であることがセンスを磨いたり、心をみがくことに繋がっているなあと思いました。やはり、ピーコさんは深い魅力を持った人であり、正直者です。お昼のファッションチェック復活しないかなあ。2012/01/20