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幻冬舎アウトロー文庫
聖地へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344414044
  • NDC分類 163.1
  • Cコード C0195

内容説明

岩木山に始まり、石鎚山、出羽三山、そして富士山へ―。何もかもが空回りする人生のどん底で「行」と出会った作家・家田荘子は、日本各地に点在する霊山を登り始める。一歩踏み出すごとに数多の苦楽を与えてくれる霊峰との対峙から、彼女が見出した「生きる歓び」とは。著者にとって人生の転機となった霊山行をめぐる再生の記録。

目次

第1部 聖地への道行き(求める人々;出逢い;仏のたくらみ;遊女たち;ここはお参りしてもいいのですか? ほか)
第2部 いざ、神留坐す山へ(石鎚山(愛媛県)
大峯山(奈良県)
岩木山(青森県)
出羽三山(山形県)
醍醐寺(京都府) ほか)

著者等紹介

家田荘子[イエダショウコ]
愛知県生まれ。作家、真言宗僧侶、石鎚山大先達・大峯蛇ノ倉七尾山先達。日本大学芸術学部卒業。女優を志した後、ライターに転身。1991年「私を抱いてそしてキスして」で第二二回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。99年、高野山真言宗最福寺で得度。2007年、伝法潅頂を受け僧侶となる。『極道の妻たち』他、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バカ殿。

2
吉原の火事で大勢の芸者さんが、池で死んでる写真が衝撃的、家田荘子さんは、霊能気質で地縛霊が見えたり、とりつかれたりと大変しんどい思いされてると書かれてます、地縛霊って、見たいような、見たくないような。。2015/09/15

k.m.joe

1
家田さんは恐い女のイメージが先行していて、メディアからバッシングを受ける事が多かった。実は少女時代からコミュニケーションが取れない女性だった。ライター業を始めても突っ張っている一面が有った。行(ぎょう)を通じ厳しい自然と向き合うことで本来持っていた人々への優しさを心に根付かせる事ができ、僧侶にまでなられた。本書の中では繰り返しの部分も多々見られるが、それがそのまま筆者の心が逞しく透明に成り代わっていく過程に読み取れる。人生とは、成長とは・・・永遠の問いの、シンプルだが奥深い答えに出会える。「聖地」は自然に2010/02/19

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