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幻冬舎アウトロー文庫
AV男優

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344403093
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

上半身だけを取材しても、その人の下半身は見えてこないが、下半身を取材すると不思議と上半身も見えてくる。二十年にわたって風俗を取材してきた著者がAV男優の世界を掘り下げる、渾身のルポルタージュ。アダルトビデオ業界に入るまでの経緯、続けることの苦悩、さまざまな暮らし、裸ひとつでかせぐ男の人生哲学がここにある。

目次

加藤鷹
浅井隆史
中山幸司
バクシーン山下
花岡じった
辻丸耕平
沢木和也
観念絵夢
平口広美
剣崎進
武野哲
久本大痴
美の屋長さく
村西とおる
チョコボール向井

著者等紹介

家田荘子[イエダショウコ]
愛知県生まれ。日大芸術学部放送学科卒。高校、大学在学中から女優として活動、藤田敏八監督作品などに出演。86年、『極道の妻たち』(文芸春秋)を上梓、大ベストセラーに。91年「私を抱いてそしてキスして」で第二二回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ありちゃん@道東民

33
家田荘子さんの作品は初めて読みました。AV女優にスポットが当たった作品は、沢山出ていても男優メインにスポットを当てた作品は珍しいなぁと思いながら読み出しましたが、男優さんそれぞれの考え方、価値観が面白く、プロというものを感じました。中には、「なんだ、こいつ」って嫌悪感を抱きそうな男優さんもいましたが。バクシーシ山下さんの「僕らは指差されるような人間であり続けなきゃダメなんです。日の目を見ちゃダメなんです。」という言葉には流石だなと感じました。プロだから言える台詞ですよね。2016/09/21

inokori

4
底本は'98刊行だから,約10年前の業界での男優たちに対するインタビュー集だが,あたしが男優事情に疎いせいか,今とそう変わらない顔ぶれのように思われる.以前見た「大正生まれのAVギャル」って男優の母だったのか,と驚愕.佐川銀次とか志良玉弾吾とかの話も読んでみたかったが….「何人もの女とヤったからって『女の全てを熟知』なんかできないんだよ!」と喧嘩腰な予断を持って取材したようだが,その先入見は解消されていくものの,その先に踏み込んだハナシというのがあまり見られなかった.「こんな人たちがAVを支えています」2009/07/27

amnioticfluid

2
AV男優へのインタビューや撮影現場への訪問ルポ。観念絵夢やバクシーシ山下のインタビューを読みたくて借りた。痴漢ものの撮影については知らなかったので勉強になった。 家田荘子の文章を読んだのが初めてだったので、ちょっと「読ませ方のうまさ」そのものに食傷気味になった。2015/03/06

袖崎いたる

1
男優は楽しそう、とのこと。この本を書いた本人もこの仕事を楽しかったと言っておる。ちゅーて変人奇人のなんと多いことか。2022/06/30

たかひー

1
★★★2014/02/20

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