出版社内容情報
あなたの品性ある人生こそ、大切な人への贈り物なのです。
メスも薬も使わず、言葉の力でがんと闘い、2000人以上を救った圧倒的死生観。
がんになると、多くの人が自らの「死」を意識し始めます。そしてそのうちの約3割の方がうつ的な症状を呈します。がんになったことで生きる希望を失ったり、生きる意味が見出せなくなったりし、うつ的な状態に陥ってしまうのです。
うつ的な症状を解消するには、患者さんの思考そのものを前向きなものに変えてあげる必要があります。そのきっかけとなるのが言葉の処方箋であり、人間の根源に触れる問いかけです。
生きていれば、嫌なことやつらいことや困ったことの一つや二つはあるでしょうし、病気にはなっていなくてもそれよりも大変な出来事に直面することだってあるでしょう。
そのようなとき、本書で紹介している言葉の処方箋を思い出してください。生きるとは何か。自分の使命とは何か。言葉の処方箋を持てるとその言葉を軸に物事が考えられるようになるのです。
第1章 人生の使命を全うするまで、人は死なない
第2章 自分の生涯を贈りものにする
第3章 最も大切なものはゴミ箱の中にある
第4章 命に期限はありません
第5章 最後に残るのは、人とのつながり
第6章 小さな習慣で心が豊かになる
内容説明
メスも薬も使わず、3000人以上のがん患者と家族に生きる希望を与えた「がん哲学外来」創始者の心揺さぶる言葉の処方箋。
目次
1章 人生の役割をまっとうするまで人は死なない
2章 自分の人生を贈り物にする
3章 本当に大切なものはゴミ箱の中にある
4章 命に期限はありません
5章 最後に残るものは、人とのつながり
6章 小さな習慣で心が豊かになる
著者等紹介
樋野興夫[ヒノオキオ]
1954年、島根県生まれ。医学博士。順天堂大学医学部、病理・腫瘍学教授。一般社団法人がん哲学外来理事長。米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォクスチェースがんセンター、癌研究会・癌研究所実験病理部部長を経て現職。2008年、「がん哲学外来」を開設。がんで不安を抱えた患者と家族を対話を通して支援する予約制・無料の個人面談を行うなど、医療現場と患者の間にある「隙間」を埋める活動を続けている。肝がん、腎がんの研究での功績が認められ日本癌学会奨励賞、高松宮妃癌研究基金学術賞などを受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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