誰が疑問符を付けたか?

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誰が疑問符を付けたか?

  • 太田 忠司【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 幻冬舎(2008/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344015401
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

女優以上に美人でありながら“愛知県警の鉄の女”と畏れられる景子警部補と、新進イラストレーターの新太郎の、京堂夫妻シリーズ最新作!婦唱夫随で、あざやかに解かれる8つの疑問符。

著者等紹介

太田忠司[オオタタダシ]
1959年2月24日、名古屋市生まれ。ミステリ作家。名古屋工業大学電気工学科卒。大学在学中の81年、投稿した「帰郷」が「星新一ショートショート・コンテスト」で優秀作に選ばれデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

119
京堂夫妻シリーズ二作目。新太郎の出番が減ったこともあり、景子の肉食系と新太郎と草食系のコントラストが薄れた印象。生田はいくらか空気を読むようになったが現場は相変わらず景子にビクビクでげんなり、そこは流し読みでも支障ない。前作との傾向の違いは恐るべき偶然や殺人の衝動性が増えた点だろうか。覗きのために松を切り倒す、服を持ち逃げされて仕方なく女装する、犬が怖くて犯行現場から逃げられない等、緊張感とは無縁の滑稽な光景が多い。今回もラストは新太郎主役だがこの犯行経緯ときたら目を疑う陳腐さ、疑問符よりも感嘆符がつく。2021/07/16

たち

35
今回は最後の「京堂警部補に知らせますか?」が面白かったです。景子さん抜きで、新太郎くんが直接、事件を解決した、画期的な回でした。それにしても、景子さん、最近は新太郎くんに頼りすぎじゃないか?2017/05/17

たんぽぽ

24
3作目を最初に読んじゃって、続いて1、2と変則的に読んだ。 3作目のアラカルトが1番好きだったかな。この作品は、新太郎君の料理の説明が薄いのがちと不満。 2017/02/12

21
この作品には前作があったと読んだ後に知った。でも、これだけでも十分楽しめた。鉄女、京堂景子が出会う様々な事件は解決するのが一見大変そうに見えても、意外なところでつながっていたりする。1つの謎だと思っていたものが色々な視点から見ることによって全てつながっていたことに気づく。自分の知らないところで事件は始まり、1本だった糸が複雑に、だけど最後には解ける謎となって彼らの前に立ちはだかる。日常の中にありそうなミステリーは、自分と近い位置で推理することができるので好き。2010/10/05

nari

17
今回も素敵な二人。とても、楽しめました♪2014/10/18

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