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人間の条件〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344003088
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

新興宗教「人間の家」を追い始めた棟居の元に届いた驚愕すべき情報―それはOL殺人事件の容疑者が「人間の家」に関係しているだけでなく、棟居の妻子を殺害した犯人である可能性が高い、というものだった。長年追い続けた妻子殺害事件の究明に闘志を燃やす棟居だが“信教の自由”という壁を突破できずにいた。手をこまねいている捜査陣を嘲笑うかのように起こる殺人細菌を利用したホームレス殺害事件。次第にその凶暴な牙を剥き出し始める巨大犯罪教団と全警察の威信を懸けた壮絶な闘いが遂に始まった…。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県生まれ。青山学院大学卒業後、10年間のホテルマン生活を経て作家活動に入る。「高層の死角」(第15回江戸川乱歩賞受賞)「腐蝕の構造」(第26回日本推理作家協会賞受賞)「人間の証明」(第3回角川小説賞受賞)『悪魔の飽食』など数多くのベストセラー作品を著し、社会派推理小説の世界で不動の地位を築く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ishii

0
この小説のように、テロを未然に防ぐことがてきたら理想。最後、棟居刑事と牛尾刑事のやりとりが作者の思いですね。2016/03/08

sun

0
ひとりの殺人事件からの広がり方が凄い。法だけでは解決しずらい事が世の中に溢れている事を実感できる。2013/01/03

A

0
宗教団体の起こす恐ろしい事件。“自由”とか“正しい”とかいうことは、本当に難しい。2011/10/04

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