内容説明
本書は、現在の国内外の専門医のほぼ共通した見解に基づいて、気管支喘息のメカニズムや治療法を実例をあげながら、多くの人々に分かっていただけるようまとめたもの。病院での治療だけでなく、日常生活の中でいかに病気に対応していくかということも詳しく具体的に述べている。
目次
第１章 気管支喘息とはどんな病気か（呼吸器の構造と役割；気管支喘息の定義；気管支喘息の症状や徴候 ほか）
第２章 気管支喘息の要因（気管支喘息の原因と引き金；アレルゲン；生活や環境の影響）
第３章 気管支喘息の診断（気管支喘息の分類；問診と診察の大切さ；検査 ほか）
著者等紹介
浦田誓夫［ウラタチカオ］
宮崎県出身。昭和４９年東京大学医学部医学科卒業。東京大学医学部付属病院にて内科、麻酔科の研修を終えた後、昭和５１年東京大学物療内科入局。同助手を経て、昭和５５年～５８年米国国立保健研究所（Ｎ．Ｉ．Ｈ．）に留学、アレルギー、呼吸器の研究、臨床に従事。昭和６０年より帝京大学第二内科講師、元成元年帝京大学第二内科助教授。平成４年より熊本県玉名市浦田医院院長として現在に至る。日本内科学会専門医、日本アレルギー学会専門医・評議員、日本呼吸器学会専門医、日本気管支学会気管支鏡認定医、日本東洋医学会専門医など
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