- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 民話・神話・古典読み物
目次
花咲かじい
絵姿女房
きつつき
蛇の子しどこ
猿婿いり
早業
河童のすずり
掛軸の嫁
花あらそい
星砂の浜〔ほか〕
著者等紹介
小澤俊夫[オザワトシオ]
1930年中国長春生まれ。口承文芸学者。日本女子大学教授、ドイツ、マールブルク大学客員教授、筑波大学副学長、白百合女子大学教授を歴任。国際口承文芸学会副会長及び日本口承文芸学会会長も務める。92年より全国各地で「昔ばなし大学」を開講、98年には独自の昔話研究と実践、若手研究者の育成を目的として、「小澤昔ばなし研究所」を設立した。また、99年には季刊誌『子どもと昔話』を刊行し、昔話の研究と語りの現場を結びつけることに務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
136
民話や昔話の収録を昔から続けてこられている小澤利夫さん監修にによる語りつぎたい日本昔話集です。40弱の話が収録されていてこれだけでも少なくとも知っておきたい昔話ということなのでしょう。結構知らない話もあったりあるいは西洋のグリムやアンデルセンの話に似たものもあったりで楽しめます。そんなに分厚い本ではないので是非読まれるといいと思いました。2017/01/31
yomineko@ヴィタリにゃん
52
表題作を初め、沢山の昔話が収録されている秀作。「若返りの水」これはもう傑作!おんなごころがとてもよく表されているんだけど、子どもには分かるまい(笑)沖縄のお話も沢山ありました。全部で7巻あるそうで、全て読みたいと思っています😊小澤征爾さんのお兄様、小澤俊夫様の作品で、94歳の現在も精力的に昔話の再話に取り組んでおられ、口承伝承という形をとても大切にしておられます😊2024/07/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
小澤俊夫さんの語りを求めて。全7巻。『 花咲かじい / 絵姿女房 / きつつき / 蛇の子しどこ / 猿婿いり / 早業 / 河童のすずり / 掛軸の嫁 / 花あらそい / 星砂の浜 / 七つ星からきた妻 / キャーギの精 / 人魚と大津波 / 野底まーぺー / みるくがなしと、さーかがなし / 夢の蜂 / あれはなんの巣 / 百合若ものがたり / りんの歌 / 金太やんと銀太やん / きき耳ずきん / 金の手斧 / 金のしゃもじ / 化けくらべ / きもとりの家 / 見るなの座敷 → 2020/05/16
まあやん
3
シリーズ全部読んでみます。2017/01/21
あられ
2
図書館の職員の方に「1冊すすめるとしたら」と尋ねたら「昔話を読んでください」と言われた 絵本の棚ばかり見ていたら別の職員さんがいくつか本をレファレンスをしてくださって手にした どれも聞き覚えのあるような、身に覚えがあるような…でも、どれも活字で読むよりも音で聴くものだと思った それでも生活に身近な語り部が少なくなっているだろう状況を考えると、いろいろな方法で残してほしいと思う2023/08/10