出版社内容情報
ツツミマスさんのお仕事は包むこと。春風のリボンや星空の包み紙など、不思議なもので贈り物をすてきに包んでくれます…。
内容説明
ツツミマスさんのおしごとはつつむこと。おひっこしに、おかいものに、おくりもの!つつみにこまったら、ツツミマスさんのおみせをたずねてみてください。ツツミマスさんがつつむと…どんなつつみも、あらふしぎ。あなたもきっとつつんでもらいたくなるはず。
著者等紹介
こがしわかおり[コガシワカオリ]
1968年埼玉県生まれ。出版社勤務後フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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深青
13
「ツツミマス」が「クリスマス」に見えてしまって、手に取った一冊。何ともほっこりと暖かいお話でした。何でも包んでしまえるツツミマスさん。今日も誰かにものを送りたい人が、ツツミマスさんの喪とを訪れます。プレゼントの包みを開ける瞬間って、綺麗な包装を解いてしまう寂しさと中身はなんだろう?というワクワク感がありますよね。誰かを想って包んで贈りたくなる一冊。2015/12/18
絵具巻
3
文京区立根津図書館で借りました。2017/05/23
けいにゃい
2
タイトルと絵からぜったい私の好きな本だと確信して借りる。ツツミマスさんが春風やら潮風をリボンにするあたりにも心くすぐられる。贈り物に込められた想いが優しくて、私も贈り物したくなる。2018/01/23
ととろ
1
3つの贈り物とも、素敵なお話でした。モノだけでなく、風や音や香りまで贈り物として届けるツツミマスさん。私もツツミマスさんの包んだ贈り物をもらってみたいと思いました。贈り物の包みを開ける時のわくわく感を思い出しながら読みました。何十年か後、「贈り物を包む話」として、書名を尋ねる問い合わせがきっとあるのでは…と思う、目立たないけれど、心に残るお話でした。絵もストーリーにぴったりで、素敵でした。2018/06/20
ムーミンママ
1
つゆのしずくや、花咲く景色などすてきな贈り物をつつむ話。ツツミマスさんは、依頼主の希望に沿うように包むが、中には包むものそのものまで、ツツミマスさんに依頼している客がいて、びっくり。少しメルヘンしすぎていて、もっと面白いものも包んでくれたらな、と思いました。2015/08/05