内容説明
きょうは、おばあちゃんがうちにくるひ。ひとりでくらしていたおばあちゃんは、ずいぶんとしをとったので、くまくんたちといっしょにくらすことになったのです。おばあちゃん、まってたよ。
著者等紹介
さえぐさひろこ[サエグサヒロコ]
大阪府生まれ
松成真理子[マツナリマリコ]
大分県生まれ。絵本に『まいごのどんぐり』(第32回児童文芸新人賞)など作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鴨ミール
24
くまくんと、くまくんのおばあちゃんのやりとりが可愛い。忘れっぽくなったおばあちゃんは、忘れたくないことを胸にしまうために胸をトントンする。くまくんはおばあちゃんが忘れてしまうことに悲しんでいたが、それを受け入れていく。人もそういう気持ちでありたいものです。2020/01/14
ひまわり
5
むねぽかぽか☀2020/04/08
こどもふみちゃん
4
思いやりの心って大切だ。児童書。 第56回読書感想文コンクール課題図書(1.2年生)2012/04/12
遠い日
4
おばあちゃん、恐れないで。忘れてもぼくが覚えていてあげる。くまくんとおばあちゃんの交流が、ある意味シビアで切ないです。おばあちゃんの前向きさ、くまくんとの時間を大切に思っているようすが、愛の深さを示している。2010/06/16
あるちゃ
3
おじいちゃんおばあちゃんと暮すことが少なくなった昨今、共感できる子がどのくらいいるのかなあ、と思いました。 うちのあたりは同居世帯がまだまだ多く、もしくは気軽に行ける距離に祖父母が住んでいる家庭が多いので、友達のおじいちゃんおばあちゃんと関わる機会も、うちの子たちは比較的多い方だと思います。 それでもやはり生活をともにしている子よりは、高齢者への理解は浅いと思います。 学校の授業で老人ホーム慰労とかやっても、やはり衣食住を共にする中で経験することとは明らかに違うと思います。 この作品を読んで頭で分かったつ2011/11/24