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はじめてであう日本の古典
落窪物語―しあわせになったお姫さまほか (新装改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784338148030
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

まま母にいじめぬかれた美しい少女が,貴公子の手でしあわせになる『落窪物語』と,虫の好きな姫君の話を『堤中納言物語』から。   小学校中学年~高学年

目次

しあわせになったお姫さま―落窪物語(かなしいお姫さま;左近の少将;石山寺まつりのるす ほか)
虫のすきなお姫さま―堤中納言物語(いやらしい虫;ひろがったうわさ;美しかった姫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さら

29
私が古典に興味を持った切っ掛けの本です。小学校の図書館でタイトルに入ってる“お姫さま”の文字に惹かれ読んで以来、『落窪物語』は何度も読んだ言わば愛読書の一つです。 本書は小学生が読んでも分かるように書かれており、大人になった今、懐かしく読んでみると物足りなく感じてしまうのは仕方ないかなぁと思っています。『虫めずる姫君』は虫が嫌いな私とは正反対だなぁと小学生の時から共感は出来ませんでした。2020/09/20

花林糖

15
(図書館本)「落窪物語」と「堤中納言物語」の中から「虫めずる姫君」を収録。旧版が1980年2月。著者あとがきから...一夫多妻の風習は自動には理解しにくいと思われる為、物語の進行を妨げない程度に省いたり、変更したりしている。少将と継母の憎みあい一族の繁栄は構成上不必要の為縮めています。←とあるので物語が少し薄味な感じに納得。物語自体には変に脚色していないのは良かった。2017/03/25

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