感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香具師山啖呵堂
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途中までは子ども落語みたいなゆるゆるお笑い系かと思っていたら、最後でひっくり返されました。 子ども時代に読んでいたら強烈な影響を受けるかもしれません。子ども時代に読んでおきたかったのですが、大人になってから読んでも楽しめます。 『遠くまでゆく日』の三田村信行さんもそうですが、杉山径一さんも他の作品が読みたくなります。 https://sfklubo.net/kuko/ https://sfkid.seesaa.net/article/485621741.html2022/02/18
佐々宝砂
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怪作『地の底へ行くんだ』の作者の本で、ずーっとずーっと前から気になっていながら読まずに何十年も経ってしまった。ついに読んだw 怪作というほどじゃないかもしれないけど、おかしな本なのは間違いない。もう少し熱っぽい感じを期待したけど、おかしの男は案外と若いあんちゃんでかわいかった。あとがきを読んで、この作者は虚構を生かしたい人なんだなと思った。2016/06/08
オシャレ泥棒
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【図】最初『おかしな男』かと思った。いや、おかしなおかしの男の話。『チョコレート工場の秘密』『チョコレート戦争』のほかにもこんな傑作おかし話があったとは。2014/10/26
草鹿
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小学生の時学校図書室で読み、やっと再読できた。「おかしの男」光岡蜜夫の食事シーンの奇妙さや、おかしに対する恍惚とした熱っぽさが素敵。ナチュラルファンシーカニバ好き的にはクリティカルヒットな設定でした。2012/03/13