内容説明
新たな魔道書の登場で、さらに広がり深まる宇宙的恐怖、待望の第2巻!魔道師エイボンの冒険譚「魔道師の挽歌」、旧神と旧支配者の戦いを描く“ダーレス神話”の嚆矢「羅〓(ごう)星魔洞」、豪華執筆陣による共作「彼方よりの挑戦」、邪神ナイアルラトホテップの伝説「顔のない神」他、C・A・スミス、R・ブロックら、1930年代、“ク・リトル・リトル”隆盛期を支えた作家たちの競演。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃちゃ
13
人間は,決して人間が理解し得ない物,人間の力を越えた物,人間が踏み越えては為らない境界線が存在するという畏れの気持ちを忘れてはいけないのだろうね。それを忘れてしまった人がひどい目に遭うのは,自業自得なのかも知れないが,何も関係無い人が巻き込まれるのはやっぱり嫌だなあ・・・。2012/10/14
Smith, Ordinary. Person.
3
クトゥルフ神話はラヴクラフトが創始者ですが、彼一人で作り上げたものではありませんでした。様々な作家がこの「遊び」に参加し、自由に創造の翼を広げてこの世界を開拓していきました。2集はラヴクラフトやロングなど5人の作家によるリレー小説『彼方よりの挑戦』など13編を収録。以下、コメントに少々ネタバレありの各話感想。2022/08/27
真
1
相変わらず低い生存率。異郷でのエピソードは毎度面白いが想像の範囲を越えるので想像力が追いついていかない。頭が痛くなる、まぁ、それがいいのだが。2016/06/26
あいうえ
0
一巻に同じく。砂漠でニャルラトホテプに襲われるのってこれだったっけ。あと鏡みる話とかも好き。これか3巻がいわゆるクトゥルフ色強かった気がする。
ext3
0
面白かったのは「足のない男」「羅睺星魔洞」。羅睺星魔洞は翻訳がなかなか面白かった。2008/07/18