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いのち、生ききる

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334973629
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0095

目次

1 お二人の元気を分けてください(そろそろ自然にかえろう思いは高くして素朴な生活に少しずつ戻っていこう;生きるというのは死ぬその日まで自分の可能性をあきらめないこと;九十歳は何を食べているかとっておきの秘訣をお教えしましょう ほか)
2 「老い」のレッスンを創めましょう(行き過ぎの便利さにストップをかける新老人はミッションを持たされています;いくつになっても「これをやらなきゃ生きていかれない」というものをもっていたい;ボディ、マインド、そしてスピリットがいきいきした生を宿す ほか)
3 ありがとうで人生をしめくくりたい(死が語りかけるものを子どもたちに気づかせよう;医者たちは言う「自分のときはこんな延命はやってくれるな」;家族が共有する安らかな“最後のセレモニー”を提案したい ほか)

著者等紹介

日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
明治44年10月、山口県山口市に父・善輔、母・満子の六人兄弟の次男に生まれる。十歳のとき急性腎臓炎を病む。その際ピアノに親しむ。名門神戸一中に合格するが入学日に自主退学、関西学院中等部に入学。京都第三高等学校から京都帝国大学医学部に入学。二十二歳のとき結核で一年間の闘病生活。医学部卒業後同大大学院で心臓学専攻、博士課程。昭和16年、聖路加国際病院の内科医として勤務。翌年、結婚。昭和45年、よど号ハイジャック事件に遭遇。昭和49年、聖路加看護大学学長に。昭和57年、日本医師会より最高優功賞受賞。平成4年から聖路加国際病院院長を務める。現在、同理事長・名誉院長、聖路加看護大学理事長、同名誉学長。(財)ライフ・プランニング・センター理事長。「新老人の会」会長

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
大正11年5月、徳島県徳島市に父・豊吉、母・コハルの次女に生まれる。五歳ちがいの姉が一人。綴り方が得意の小学生時代。昭和10年、県立徳島高等女学校に入学。優等生で陸上選手で文学少女。昭和15年、東京女子大学に入学。二十一歳のとき見合い結婚、学者の妻に。終戦で中国より引き揚げ、昭和25年より執筆活動を開始。昭和32年、『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞受賞。昭和36年、『田村俊子』で田村俊子賞受賞。昭和38年、『夏の終り』で女流文学賞受賞。昭和48年、平泉中尊寺にて得度・受戒。法名寂聴。昭和62年、岩手県・天台寺の第七十三世住職として晋山。その後、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、『白道』で芸術選奨文部大臣賞など次々と受賞
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感想・レビュー

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okatake

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「新老人」これからは、「老人」たちがもっと頑張らないといけない。歳を取ることは、良いことだ、楽しいことだと若い世代に伝えることができるように生きていかなくてはいけないといった二人の共通な考えがこの対談集には一本の棒として通っています。 だからこそ、新しいものにも挑戦し、自分の可能性や才能を自ら切り開いていく。80を過ぎて絵を習い始め、指揮をし、脚本を書く。本当にバイタリティあふれた「新老人」であることのすばらしさを地で行く日野原さんは素敵です。2017/08/04

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