内容説明
『STORY』連載エッセイ平成最後の5年分!
目次
1 素敵な元カレは、女のごほうびである
2 手放すには惜しい妻でいるために
3 中年女が若い女に勝つ方法
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨県生まれ。日本大学藝術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。’82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。’86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞受賞。’95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞受賞。’98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞受賞。2018年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
163
真理子さん、どの雑誌のエッセイも面白い。勢いがあってやっぱり【林真理子!】を感じる。『40代はまだ平和な時。楽しく有意義な40代を迎えれば、その延長としての50代を頑張れば、私のように充実の60代もやってくる。』とはじめにで真理子さんが仰るのが天晴れ。私の40代は怒涛の年代でパワフルに押し切ったと言う思いしかない(汗)オロオロ、あれよあれよと50代も過ぎて・・さあ、これから穏やかに過ごしたい60代はどんなだろ?真理子さんのエッセイはお若い方にも為になると思うが、さてどうなんだろう。2019/07/13
よつば🍀
63
雑誌『STORY』連載を書籍化した作品。平成最後の5年分のエッセイが収録。「1、素敵な元カレは、女のごほうびである」「2、手放すには惜しい妻でいるために」「3、中年女が若い女に勝つ方法」の3章で構成されている。先日読んだ『女の偏差値』よりも雑誌の対象年齢の関係で共感ポイントが多かった。同窓会LOVEの話に(なるほど!)と思う。一緒に都会に出てもふるさとが同じ、お盆や正月に帰る所が一緒なのは強い絆になるに納得。レジでのお金の払い方、子供の躾について、老親との向き合い方等々、身近なテーマも多く軽く楽しめた。 2019/06/13
くろにゃんこ
49
「STORY」に連載されていたエッセイということでこの雑誌を手にしたことがないのですが、これまでのエッセイとは違っておとなしめ(笑)若干の物足りなさも感じますが、大人になった真理子さんといった感じでした。全てが別世界の人なのに親しみやすいのが魅力ですね♪2019/08/25
JILLmama
36
女は一番四十代が綺麗で、充実するかもしれない。 アラフォーに近付いて、これからの自分の人生 どうなるのか不安だった私にはとっても前向きになれるエッセイだった。夫はあてにするな、というのよくわかるけど、真理子さんや周りにいる女性たちとは住む世界がちがう。お金やステータスがあるからこその輝ける四十代なのかもしれない。2019/08/29
まいごん
31
セレブ層の日常エッセイ。40代になったら上質なコートを着ると良い。とあるが著者のようにエルメスは着れない。そりゃあ女性なので著者のようにケリーやバーキンを普段使いしてみたいけど、現実は、エルメスは腕時計をご褒美に買って一生物レベル。服なんて到底無理。。また『人に大切にされ、幸せに生きてきた人というのは、独自のおっとりした優しさがある。人に意地悪をされた事がないので自分もしない。人は自分の事が好きだと思っているから、天真爛漫な発言もする』には納得。一度も痛い目に逢った事が無い人の特徴だそう。確かに。2019/06/28