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代表作時代小説〈平成19年度・53〉人情と艶、想い溢れて

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  • サイズ B6判/ページ数 465p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334925567
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

不変の人気を誇る歴史・時代小説。練達、異才、新鋭…いずれ劣らぬ個性派が、圧倒的な筆力を以てここに集結。最高傑作を揃えた伝統の年度版アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山内正

4
玄関口に女が立っている 江戸の同心と名乗り訪ねた 野平孝右衛門が戻った 光太郎は数年前村を出たが 人別帳は残ってるこの村に 奉行所お白州で裁きを受けたが 殺し方に納得が行かない この村で今は長助が住んでいる 野平の土地を耕すと 寺に長助がいた鎌を持って身構え 野平が居合わせ止めに入った 流派は無い 光太郎も武士か包丁で久間を斬った出口は凄いと 久間は八王子同心だった 光太郎の母を斬って江戸へ 江戸からの知らせで光太郎が自決したと 八王子同心だった誇りに2021/12/16

山内正

4
同じ国に生き身を委ねる人 何か成そうとする人がいて互いを気にする 目付に半兵衛は呼ばれた 金が足りない 分かりきった話を 広大な平地と水に恵まれながら 湿地が多く川の氾濫が毎年の様に 新田開発で土地も増えるが この国は特産が無く水害で年貢が 滞る 重責だと家老が言い 明日から評定に加わるようにと 分家や旧臣の没落があり伯父伯母の 貧しさで米や金を借りに来た 旧臣沢田の家に 若者が出て父は村に出ています毎日 米は父が都合をしてくれます 半兵衛は聞きながら若者の自身と強さを見た人がおりますと 2021/09/26

山内正

4
同じ国に生きても違う半生を半兵衛 は思う 急遽家老組頭に藩政の為につけと 借金も出来ず米の蓄えも無く特産物も無い、親戚一同の廃れる暮しに 兄弟姉妹の縁組も時が行き辛抱の末に 何か藩政の策も無く百姓の施しを急ぐ時川の氾濫に城下を守る指示を 被害の見廻りに叔母の家に寄る 薪は足りてるか はい父が都合つけ 少年は弱音を吐かず父を自慢に話す 叔母はこの子に夢を託してるのか 長く生き不運と思うより 十年も生きて無い子供の強さが 何れこの国を救うのか2021/05/09

山内正

4
伊三次が捕縄の遣り方を見せた 膝を崩し後手で手首と足首を縛る 龍之進のお祖父に教わりましたと 息子伊与太には跡を継がせなくていいと、いい父親ですね 父親の跡を継ぐことしか考えてない と思う龍之進に同心の血が流れてる と その夜見習いに宿直の命が出た 三十人の女が捕まり半分が解放ちに 残りが小伝馬町へ、お梅もいた 梅田って人が来たと 怯える 梅田が代わって遣るからと入って来 場所を離れろと、ここで怯んだら何も出来なく、戻り牢に鍵を掛けた 謝る梅田止める同僚が扉を開け その後上司に丸込まれ書物に線が 悔しい 2021/03/16

山内正

3
見習同心不破龍之進が稽古を終わり境内に一人の娘が手を合して祈っていた  若旦那は町方の家に生れ御祖父様 父親と同心の血が流れておりやす 良かったと思える時がきっときやすと岡っ引き伊三次に諭される 今夜は見習六人2に宿直が決まる 近くの私娼に手入れで出払ってる 夜遅く三十人の娼婦が連行され 若い見習達は戸惑った その中にあの女中もいた 寝ずの番と見張るうち 梅田と同心が少し奥で控えておれと強引に追い払う あの女中に牢の中で 不審に龍之進は医者を呼ぶと 邪魔をするなと諍う 翌日女中は吉原に送られる事に2021/11/07

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