内容説明
信濃の闇に、殺意が蠢く。名探偵・浅見光彦と信濃のコロンボ・竹村岩男警部、両雄がかつてない巨悪に挑む!内田康夫著作1億冊突破記念作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
67
長野県知事の名刺を破く…あー、それってほんとにあったじゃん。と、もうここで登場する県知事の姿はあの人そのものが浮かんでしまって離れなくなった。信濃のコロンボと浅見名探偵。いつもの倍も楽しんでしまった。やはり、浅見さんが登場すると、場面がパッと華やぐ気がする。長野オリンピックの話はものすごくリアルで。物語にするする引き込まれてしまった。あー、またすぐに浅見さんに謎解きの旅に連れていってもらいたくなる。2014/08/05
sora
25
長野に行くお供に選んだ一冊。(単に長野と書いてあったから(#^^#))以前いたよねぇ、あったよねぇ。ということが満載。おまけに、松本駅では、選挙演説していたし・・・。いつもは、浅見光彦の活躍だけに、目が行くんだけれど、実在した知事のことも思いだして、現実と虚構の交錯を楽しみながら読みました。2016/03/13
かな
10
テレビで伊藤淳史が演じる信濃のコロンボを見て図書館で信濃のコロンボで検索したらヒットしたのがこの本でした。4章あたりまで政治がらみの話が続くので読むのに苦労しましたが5章から浅見光彦が登場し後半は竹村警部との共演で一気に読み終わりました。長野オリンピック誘致における使途不明金問題。それに絡む連続殺人事件。実際はどうかわかりませんがというかあってはならない問題でしょうけど。ちょうどオリンピックイヤーだったので興味深かったです。2021/09/06
あいべきん
3
やっぱり。どこかで読んだ気がすると思っていたら、再読本でした。でも6年も前だったから新鮮に読めました。浅見光彦って、ドラマよりちょっとヤなやつじゃないですかw2022/03/01
うま
3
浅見光彦と竹村警部のやり取りがいい。どちらかというと竹村警部にもっと活躍してほしかった。2011/01/27