内容説明
女性作家だけによる初めてのミステリー・アンソロジー、ヴィンテージ１３編。仁木悦子、戸川昌子、夏樹静子、山村美紗…台頭期から成熟期へ。女性ミステリー作家の躍進。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルパカ
8
小泉喜美子さんの作品を読みたくて。「深い水」彼と彼女だけで固有名詞が出てこずフランスの小説みたい。知らなかった作家の方が数人いてその中にいいなあと思う作品があった。「うすい壁」壁が薄いというだけで起こる事件。「蛾は踊る」井口泰子「憎しみの回路」プッシュホンがきっかけの事件。山村美紗「あのひとによろしく」青柳友子 年下の男性と恋愛した女性の話。この女性の心理が一刻一刻変わっていくのを丁寧に描いていていいなあと思った。2022/06/05
さくら
0
傑作選とは書いてあるけれど、好きでない作品もちらほら。 2011/12/24
