内容説明
慶応3年12月9日の政変で王政復古の大号令を下る。あやうし幕藩体制。藩長勢力の政権への野望はいよいよ急―。坂本龍馬の暗殺で、倒幕派は一気に力を得て―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dai(ダイ)
4
短編の連作形式を取っている。繋がりはあるものの 剣が人から人に渡る時の過程が曖昧で自分としては 物語りに入り込むことができず、思わぬ時間がかかってしまった。一編一編は興味深く読み進むことができるのだから 、そこの所をもう少し追求して欲しかった。昭和篇も刊行されているが、そこが同じ形式ならば読むべきか 躊躇うところである。剣の行方は非常に気になるところではあるが…2012/07/02
二分五厘
0
1994.2.2
もかすけ
0
英語の教材の「コインの冒険」を思い出した。2013/02/27