感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
blackstone
6
(『ブルーシティ』の)連載は週刊少年ジャンプ昭和51年始めから全18話。連載終了時期は『ど根性ガエル』、『アストロ球団』とほぼ同じ。(その約半年後に『こち亀』連載開始)「原子力船むつ」の竣工後、太平洋上での出力上昇試験開始が昭和49年だから原子力は夢の新エネルギーの時代だね。メインは海洋ロマンだが隕石に付着した未知の病原体によるパンデミック、ってのは当時としては画期的。対策として国連が選んだ手段がオゾン層の完全破壊というのも斬新。ところでアテナが乗るバイク、まさか密閉された海底都市でレシプロじゃないよな?2020/08/14
ぐうぐう
2
星野之宣、1976年の初々しき少年SF漫画。荒々しいタッチに、拙い話運びの中にあって、しかしこの『BLUE CITY』には、今の少年漫画にはない躍動が存在しているように思える。2010/10/28
杉浦印字
1
次々迫るパニック・サスペンス、センス・オブ・ワンダーを支えるSF考証、確かなデッサンによるスペクタクル描写。現代でも色あせない傑作。2013/01/13