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光文社知恵の森文庫
田中角栄伝説

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334787042
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報



佐高信[サタカ マコト]

内容説明

緻密かつ大胆な政治姿勢で、“コンピューターつきブルドーザー”と呼ばれた田中角栄。豪放磊落なイメージの一方、「困っている人を見た時、力になってあげたいという気持ちが湧かないヤツは、政治家になるべきではない」と弱者に寄り添う政治家でもあった。政敵さえも惹きつけたその人間力とは?数多くの“秘話”をもとに綴る、もうひとつの角栄像!

目次

序章 テレビに伸びた母の手
第1章 魅力の源泉、三つの宿命(女の中の男;吃音者;高等小学校卒)
第2章 さまざまな田中角栄像(「田中に老婆心あり」と言った保利茂;田中に惚れこんだ河野謙三;田中擁立で佐藤栄作に絶交された木村武雄 ほか)
第3章 角栄伝説の検証(吉田茂、佐藤栄作の系譜にあらず;反官僚か、親官僚か;民営化という名の会社化に反対 ほか)
終章 未完の敗者

著者等紹介

佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県生まれ。慶應大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て評論家に。『週刊金曜日』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきまさくん

3
佐高信氏による本だが、必ずしも批判本ではない。田中角栄と彼を取り巻く人々との逸話や個々人のエピソードがたくさん盛り込まれている。初耳のことも多々ある。田中角栄本ではあるが、彼そのものよりも関与した人たちの話が面白い。いろいろな関連本からの引用があり、参考文献として記載されているので、いくつか読んでみたい。巻末のあとがきもなかなか。著者は、実際の系譜とは異なる石橋→池田→田中ラインがあったとして、その流れを評価しているようだ。2020/04/08

のげぞう

0
田中角栄と政財界の人たちとの人間模様2017/07/03

孤灯書屋

0
***2016/12/25

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