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光文社知恵の森文庫
愛しの街場中華―『東京B級グルメ放浪記』〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334786816
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0176

出版社内容情報

街から姿を消しつつある「街の中華屋」にスポットを当てる。好評『B級グルメ放浪記』シリーズ第2弾!

内容説明

はじめて訪れる街を歩く時、いつも「中華料理」と染め抜かれた赤い暖簾を探している自分がいた…。町の中華料理屋こと「街場中華」に魅せられてウン十年。フリーライターの著者が、孤独な胃袋を抱え、今日は半チャンラーメン、明日はレバニラと、東京の中華を西へ東へ食べ歩く。食事のお供は、もちろん瓶ビール。読めば、満腹感間違いナシ!

目次

第1章 下町中華のめくるめく世界―スカイツリーのお膝元は大衆中華のバブルを迎えている?
第2章 城北・城南の谷間中華―東京の「時空の歪み」にハマる
第3章 副都心の街場中華を駆け抜ける―新宿‐池袋‐渋谷 東京有数の盛り場の中華三都物語
第4章 学生街の中華店―きみとよくは行かずほとんどひとりで行った、大喰らい大歓迎の名店たち
第5章 VIVA!生姜焼き―街場中華にしかない味、ボリュームを堪能する
第6章 街場中華の母港・埼玉をゆく―ボリュームとこだわりがせめぎあう、大衆食のふるさとへ
第7章 「街中的」中華チェーンとは?―「流行る」には理由があった!おいしさ・価格・安心をいかに保つか?
第8章 街場中華における半チャンラーメンの存在意義とは?

著者等紹介

鈴木隆祐[スズキリュウスケ]
1966年長野県軽井沢に生まれ、東京に育つ。法政大学文学部日本文学科在学中より出版社に籍を置き、雑誌、ムックなどの執筆・編集に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

41
2015年刊。主に東京の店ガイド&エッセイ。低価格中華はチェーン店と大陸系の勢いが強く、「街場中華」は後継者難もあり閉店が続く。和洋食や飲酒もカバーして地元客に応えてきた存在。個性ある名物メニューに、街と生活の歴史が偲ばれる。ヘビーユーザーの著者がその魅力を熱く語る。店名や調理法に注目し、街場中華が熱かった時代に迫るエピソードは感動的。丹念に食べ歩く著者ならではの仕事だ。街場中華は「土着」を象徴する。土着をどう解釈していくか、或いは捨て去るかは一人一人に委ねられている。本書の熱さはこのテーマ性から来ている2020/08/15

緋莢

19
「中華料理」と染め抜かれた赤い暖簾に心を惹かれ、気が付くと入ってしまう。春巻きやチャーハン、餃子などの定番から、時には生姜焼き、オムレツ ナポリタンを出す店も!?東京を中心に町の中華料理屋「街場中華」の 個性溢れる店を紹介した本。2016/02/10

北本 亜嵐

18
町中に白地&赤い文字で「中華料理」の暖簾を見つけると何だか嬉しく、つい入ってしまう。前回は東京中心だったけれど、今度は埼玉、それも馴染みの店が紹介されているのにホッとする。そういえば、地元・北本にある「ヒマラヤラーメン・東口店」行ったことがない…お盆に帰った時にでも寄ってみようかな。2016/07/09

ひろ☆

14
町の中華料理屋こと「街場中華」の紹介。どこの町にもたくさんあるから、それなりに美味しい(不味くない)んだけど、その中で、当たり!を見つけた時の感動は確かに嬉しい。2016/04/26

Tommy おぢさん

10
ジャー!本全体から街場中華で中華鍋をあおる音が聞こえてきそうな本。最近の街場中華人気の火付け役になったのかも知れず。吉田類の居酒屋放浪、孤独のグルメの要素もふんだんにあり、特に酒呑みにも向いている。美味しい中華を安く食べたいと言うよりも中華の居酒屋使いの指南本とも言える。巻末のINDEXに載っている店を全制覇したくなる本。図書館の本。評価:☆☆☆☆★2018/07/04

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