知恵の森文庫
私の古寺巡礼〈2〉京都2

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334783228
  • NDC分類 185.91
  • Cコード C0195

内容説明

天龍寺(水上勉)、高山寺(井上靖)、大徳寺(有吉佐和子)、仁和寺(山本健吉)、鞍馬寺(遠藤周作)、三千院(瀬戸内寂聴)、延暦寺(安岡章太郎)など、文人著名人が古寺を訪れ、その魅力を語る珠玉のエッセイ集シリーズ。第二巻はふたたび京都。さらに奥深い古都の感動が、名文の調べとともによみがえる。読む楽しみと旅する喜びを味わえる書。

目次

天龍寺幻想―天龍寺(水上勉)
五台山清凉寺(瀬戸内寂聴)
嵯峨野大覚寺―大覚寺(巌谷大四)
高雄の史的回想―神護寺(林屋辰三郎)
「華厳縁起・義湘絵」の周辺―高山寺(井上靖)
大徳寺で考えたこと―大徳寺(有吉佐和子)
少年の目・老年の目―金閣寺・銀閣寺(竹中郁)
御室における雅びの伝統―仁和寺(山本健吉)
妙心寺界隈―妙心寺・長泉寺・法金剛院(安東次男)
広隆寺―広隆寺(矢内原伊作)
若冲と大典―相国寺(足立巻一)
色・時・光―曼殊院(野口武彦)
くらまの光り―鞍馬寺(遠藤周作)
往生極楽院―三千院(瀬戸内寂聴)
比叡山記―延暦寺(安岡章太郎)

著者等紹介

井上靖[イノウエヤスシ]
1907年、北海道旭川生まれ。作家・詩人。1950年「闘牛」により第22回芥川賞受賞。広範な分野で旺盛な執筆活動を続ける一方、旅と歴史を愛し、永年にわたり数多くの古寺を訪れた。1991年逝去
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