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内容説明
伝えたい言葉、残しておきたい言葉もあれば、心に響かない言葉、無味乾燥な言葉もある―。日本中を旅して思ったこと・感じたことから、ボランティアの正しいあり方、殺伐とした世の中を和ませる秘訣まで、「出たきり老人」と異名をつけられた著者の「話」の妙味を集大成。
目次
第1章 聴く
第2章 見る
第3章 触れる
第4章 話す
第5章 歩く
著者等紹介
永六輔[エイロクスケ]
1933年、東京・浅草の浄土真宗の寺に生まれる。早大時代に、NHKラジオに投稿以来、放送の世界に入る。以後、司会者、作詞家、作家と幅広く活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
41
日本中を旅して見た永さんのエッセイ、マスメディアの報道のなかで首相の支持率が高いと正しいというイメージで報道してることに苦言を呈してる内容には共感できます。2014/11/24
kinupon
34
「聞く」ではなく「聴く」。これって大切ですね。2016/11/01
雨巫女。@新潮部
12
《私ー図書館》永さんの雑談好きだなあ。いろんな人の話が聞けるし。2015/02/19
みりん。
4
永さんは聞き上手でもあったのですね。2016/10/09
TSUBASA
4
旅好きで話し好きな永六輔が喋ったあれこれをまとめたもの。一応「聴く「見る」「触れる」「話す」「歩く」とまとめられてるが、中身は雑多な永さんの「話」。長年ラジオで話し、色々な人とつきあってきたからこそ文字にしてもにじみ出る、話しの温かさが感じられる。古い役者や芸人を引き合いに出したり、あるいは携帯電話やら技術やらをむやみに批判しているあたりが古くさいなあと若者は思うわけです。それでもきちんとこういう語り口で「ご年配の主張」をしてくれる人は必要なのだと思うのです。あまり古いとか老人とか言うと怒られそうですが。2012/08/27