光文社文庫<br> 迷宮の門―警視庁特命捜査対策室九係

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光文社文庫
迷宮の門―警視庁特命捜査対策室九係

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334777579
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



渡辺裕之[ワタナベ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

交番勤務中の岩城は、新設された特命捜査対策室九係への配置転換を命じられた。九係は、「現行の捜査に対して、疑問=Qを持った事件」について、別の切り口で捜査する。故に、一歩間違えば、即廃止という崖っぷちの部署である。現場に残された折り鶴に着目し、自殺と判断された事件を再捜査すると…。十二年前に起きた母娘心中事件の真相が浮かび上がる!

著者等紹介

渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

83
また刑事もの小説の新しい作家をお気に入りさんの感想から探り当てました。麻見さんの十一係とは別に九係ということで若干問題あり刑事を集めてきます。問題はあるがやはりそれなりのやり手であり、前半はこの主要人物の紹介が中心で後半は、若い女性の首つり自殺事件を解明していくという愉しみな小説でした。これからシリーズを期待したいと思います。と同時にこの作家さんの他の作品も読んでみようという気になっています。2019/01/22

future4227

41
渡辺裕之さんの他シリーズとはかなり趣が違い、本格的な刑事ドラマになっている。戦闘能力抜群の主人公もなし。美女もなし。アクションなし。地道な捜査と推理で進んでいく刑事小説。犯人側の境遇と刑事側の境遇を絡めながら、重厚な人間ドラマに仕上がっている。渡辺氏の新境地を垣間見たような作品だ。2019/09/01

Syo

33
うん、なかなか。 グイグイという感じでは なかったけど、 なるほどなと。 むしろ、実際の殺人も こういう面が大きいのかなと 思うことも。2019/02/02

22
オッドアイの作家さんだぁ、と手にした作品。こちらはスーパーマン級でなく人間らしい刑事さんでした♪お話しは、犯罪者の羽田さんを捜査に加えるとか、ちとどうよ?と思うトコもありましたが、続作が出たら読みま~す。2019/04/14

shi-

18
九係をここまで少人数の設定にする必要があったのか?が疑問だし、九係のメンバーも特に個性が強い訳でもなく、只の警察小説になっちゃった感じでした。特定の課、係をメインに持ってくるからには、何かパンチが欲しかったなぁ。 事件解決もなんだかすんなり何の局面もなくあっさり解決してしまった感じでした。2019/01/06

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