出版社内容情報
夢枕獏[ユメマクラ バク]
著・文・その他
内容説明
フジ・プロレス所属選手の圧倒的敗北。何でもありの格闘技・バーリトゥードが男たちの心を震撼させた。己の腕を見つめ直す者、禍々しい力にひれ伏す者…。格闘界が揺れ動く中、期せずして対峙した羽柴彦六と久我重明。最強に最も近い二人が繰り広げる闘いの行方はいかに!?そして、開幕を控えた武林館主催のトーナメントに向けて、いくつもの思惑が動き出す!
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年神奈川県生まれ。東海大学文学部卒。’77年、「奇想天外」誌に掲載された「カエルの死」でデビュー。以降、多くのヒット・シリーズを生みだし、実力派人気作家としての地歩を確立した。’89年『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、’98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞、2011年『大江戸釣客伝』で第39回泉鏡花文学賞と第5回舟橋聖一文学賞、’12年に第46回吉川英治文学賞、’16年、『ちいさなおおきなき』(作・夢枕獏/絵・山村浩二)で第65回小学館児童出版文化賞、’17年に第65回菊池寛賞、第21回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hnzwd
14
ブラジリアン柔術登場で最強をめぐるストーリーはますます複雑に。結局はどっちが強いのか、を延々とやってるだけなのになあ。。当時の格闘技界にとっての衝撃も感じた第四巻でした。2023/10/18
matsu04
12
赤石と志村の闘いは凄惨で鬼気迫るものがあった。しかし何といっても彦六・久我戦が凄過ぎる。だが武志の度を超えた強さも全く尋常ではない。う〜む、いやはやこれはキリがない。引き続き次巻へ。2019/08/29
史
3
戦いに取り憑かれて。2022/10/04
daikishinkai
0
久我重明よりも、羽柴彦六の方が怖いかもしれない。2020/12/16
松田悠士郎
0
久々に読んだ続巻。以前から思っていたんだが、獏さんってプロレスラーには妙な幻想を抱いている様だが、プロレスリングそのものに関しては変に達観しているというか、一種のペシミズムみたいなものを感じる。プロレスだけでなく「興行」に対してかも知れないが。あと、やっぱりビックリ人間ショーっぽくなるんだよな。2019/05/16