光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> いつかの花―日本橋牡丹堂菓子ばなし

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光文社文庫 光文社時代小説文庫
いつかの花―日本橋牡丹堂菓子ばなし

  • 中島 久枝【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334774646
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



中島久枝[ナカシマ ヒサエ]

内容説明

なんて、きれいでおいしいんだろう。江戸の菓子に魅せられた小萩は、遠戚の日本橋の菓子屋で働き始める。二十一屋―通称「牡丹堂」は家族と職人二人で営む小さな見世だが、菓子の味は折り紙付きだ。不器用だけれど一生懸命な小萩も次第に仕事を覚えていって…。仕事に恋に、ひたむきに生きる少女の一年を描く、切なくて温かい江戸人情小説。シリーズ第一弾!

著者等紹介

中島久枝[ナカシマヒサエ]
フードライターとして全国のおいしいお店や素敵な人々をたずね、歴史や文化とともに新聞や雑誌に紹介。読売新聞土曜日夕刊に隔週で「甘味主義」を連載中。2013年、『日乃出が走る―浜風屋菓子話』でポプラ社小説新人賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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スズ

80
嘉永2年(1849)。江戸のお菓子に魅せられた旅籠屋の娘・小萩が、遠戚が営む江戸の日本橋で暖簾を掲げる菓子屋『二十一屋』で菓子作りを学びながら、仕事や恋に戸惑いつつも真っすぐに生きる春夏秋冬を描いた物語。不器用で引っ込み思案な性格のため自分に自信が持てずにいた小萩が、二十一屋の人々の陽だまりのような温かさと、失敗ばかりの小萩を支えてくれる伊佐への淡い恋心を糧に、店の紋である牡丹の花のように己を少しずつ咲き誇らせていく姿が良く、朝早く餡子を炊き、葛粉や餅粉で手が真っ白になる日々に笑みを零す小萩が素敵でした。2018/04/29

はにこ

62
江戸の菓子屋に一年の期限付きで修行する小萩。江戸の店ものでありがちな商売敵、味比べ、引き抜きって感じだったけど、二十一屋の皆が温かくて不器用で優しい話だった。きっとこれから小萩がどんどん成長して一人前になっていくのだろう。応援していくことにしよう。2020/08/17

タイ子

61
ケーキもいいけど、和菓子もいいね。関東と関西では桜餅が違うらしいけど、私の方ではつぶつぶの道明寺粉であんをくるんで桜の葉っぱで巻いています。桜葉は食べるか否かってことですが私は食べる派です。だってあの塩味の葉はなかなか乙なもんですよ。これはお江戸日本橋に小さな店を構える和菓子屋牡丹堂に一年間だけの期限で働き始めた女の子小萩の成長物語。牡丹堂が目をつけられた相手は京に本店を置く大店の和菓子屋。江戸と京都の和菓子の競い合いとか職人のヘッドハンターもあったり、不器用な小萩の成長ぶりも頼もしかったり面白かったです2018/04/23

ひさか

59
2017年5月光文社時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ1作目。春桜餅は芝居小屋で、夏江戸の花火と水羊羹、秋おはぎ,甘いか,しょっぱいか、冬京と江戸菓子対決、の4つの連作短編。後20年くらいで、明治になろうとする1849年の江戸で菓子屋奉公をする16歳の小萩の成長ストーリー。登場人物や、出来事が面白く、楽しいです。1年間の約束が来て、小萩が鎌倉の実家に帰る4話目は、どうなるのかやきもきしましたが、お話は、続くようで安心しました。次作が楽しみです。2020/11/17

baba

49
鎌倉の旅籠の娘小萩は日本橋の和菓子店で一年の期限付きで修業する。江戸見物気分でやりたいことが見つからない小萩は、職人たちの和菓子への思いに次第に興味を持つ。ここ最近、和菓子を扱った本を多く読んだが、女でありながら職場に出入りすることを許され、手伝いや煮炊きだけでなく菓子に触らせてくれる環境にも関わらず、甘い小萩に少々イラッとするが、その成長譚とサクサク読む。お福とお時の啖呵や振る舞いが楽しめた。2018/02/14

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