光文社文庫<br> 南青山骨董通り探偵社

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光文社文庫
南青山骨董通り探偵社

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  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334768812
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大手企業に就職したものの、うだつの上がらない日々に塞ぐ井上雅也。ある日、南青山骨董通り探偵社の社長・金城から突然話しかけられた。「探偵になる気はありませんか?」。雅也は訝しみながらも体験入社をするが、厄介な事件に関わることになり…。個性的なメンバーの活躍が、軽快なテンポと極上のサスペンスで繰り広げられる、ベストセラー作家の新シリーズ始動!

著者等紹介

五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京生まれ。成蹊大学卒。出版社勤務を経て2001年『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞してデビュー。東京・荻窪の読売・日本テレビ文化センターにて、作家志望者のための小説講座『作家道場』を開講中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

365
物語は、舞台がミカママの学生時代のお膝元♪♪テンションアゲアゲで…ていうか、もうホントに設定もセリフもノリノリで、一気読み。所長の金城や、ピザ好きの同僚まりやちゃんのキャラが私のお気に入り。「法律は無視しないが、ときには非合法手段をとることもある」強引な調査に、読者は目が離せない。五十嵐節、絶好調のユーモア・ミステリー、オススメです(๑•̀ㅂ•́)و✧2017/09/03

ゴンゾウ@新潮部

109
シリーズ1作目。大企業に勤めてる雅也が青山探偵事務所に転職するまで。浮気調査と淫行教師の殺人事件。難事件を解決することよりも雅也の転身に重きがおかれている。金城所長はじめ他のメンバーの人物像はまだ秘められたまま。どんな展開が続くのか。2019/01/30

再び読書

92
最後の会社を辞めるところが、一番すっきりしました。この部長鬱陶しい事この上無いですよね。しかし、ある意味謎解きはありきたりと感じる。五十嵐は青春三部作シリーズが好きだが、このシリーズはどうかな?って感じ。雅也の恋の行方も気になり、今後のシリーズが、楽しみな仕掛けは十分見られる。まあ、細野は殺されて当然の犯罪に手を染めていたと思える。ただ、色々な点が消化不足に感じたので、次作に期待します。 2017/09/22

ゆみねこ

86
シリーズ始めの1冊なので、登場人物紹介編とも言えるのかな。本編の事件は吐き気がするほど嫌なものだけど、一流企業を辞めて南青山骨董通り探偵社の一員になった雅也のこれからを読んでみたいので、続編も読んでみます。2017/10/01

Satomi

76
大手企業に勤める井上。不向きな営業職、パワハラ上司。このままこの仕事を続けていいのだろうか…辞めたい…けれどこの会社のネームバリューは捨てれられない…。そんな時に探偵社からスカウトされ!?!?事件そのものは珍しくないし、凝ってもいない。探偵社で働く人たちのナイスなキャラがとても面白い。井上が会社を辞めるシーンはスカッときた~。ちゃんと見ててくれる人がいる。正当な評価をしてくれる人が必ずいる。探偵になった井上は続編でどんな成長をみせてくれるのか!?!?楽しみ。2017/09/29

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