光文社文庫<br> 寺侍市之丞 西方の霊獣

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光文社文庫
寺侍市之丞 西方の霊獣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334764524
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大恩寺の復興、播磨三草藩の財政再建に一役買った寺侍の棚橋市之丞。その腕を見込んでまた依頼が。長善寺住職の見世物興行に手を貸してくれという頼みだが、興行の目玉はなんと天竺からくるという触れ込みの虎!さっそく「虎興行」の準備に奔走する市之丞だったが、そこへ、「仇敵」の邪魔が入る…。女心に疎いが剣の腕は一級品。市之丞の快進撃シリーズ第三弾。

著者等紹介

千野隆司[チノタカシ]
1951年東京生まれ。國學院大學文学部文学科卒。’90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。時代物シリーズを始めとする著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雨巫女。@新潮部

3
《母‐図書館》人の欲に振り回された、虎こそ哀れです。2013/02/16

いえのぶ

3
寺の修復金を手に入れるために、トラを見世物とする興行を計画する。寺社奉行を失墜させようとする者たちが練る策略はどう決着するか?長編の割には内容は軽め。この軽さが著者の持ち味と言えないこともない。2013/02/05

nyaboko

3
興行師として知名度が高まりつつある部屋住み侍市之丞。今回は、お坊さんが市之丞の評判を頼って、虎の見世物を成功させ集金したいと持ちかけてくる。冒頭ですぐに「失敗する話だろうな」と予測はつく。しかしそこからどう失敗し、結末がどうなるのかを楽しむ話。序盤から不安が募る展開が続き、結局失敗するのだが、まさかあんな失敗の仕方とはwww 最後は多少胸のすく〆となってるのでホっとした。ますます続編が楽しみ!2012/08/24

ぶんた

2
寺侍 市之丞さん、今度は天竺からくる虎(霊獣)の興行を手掛ける。 失敗ではないけど、ずっとはらはらのうえ虎は可哀想なことになるし、お夕さんは助かったけどたった一人での再出発だし。しわい世の中じゃ。 寺社奉行の正精さんの調子が悪いようで心配。2018/03/10

ひさか

2
三作めは、一,二作めのサクセスストーリとは違う展開で、すこしびっくりしました。 こういう展開でないほうが良かったと思います。市之丞はじめ、登場人物達の輝きが、減っているように思えます。2012/09/23

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