内容説明
みちのく岩手・二戸市にある古刹・天台寺。今東光師の後を受け住職を勤めた寂聴さんは、名誉住職となってからも説法を行っており、広い境内には一万人もの人が集まります。悩みや不安を抱えて御山にやって来る人たちは、天台寺の清澄な光景に癒され、寂聴さんの法話を聴いて笑顔と元気を取り戻します。澄み切った青空のように、“こころ”を晴れ晴れとさせる一冊。
目次
第1話 「忘れないで。人は寂しさで死ぬこともあるのです」
第2話 「愛には、尽くす愛と渇く愛とがある」
第3話 「心をやさしく、体を美しく、そのために躾があります」
第4話 「周りの人を幸せにするために、あなたは生まれてきたのよ」
第5話 「恋人が欲しければ、まず自分を愛してあげなさい」
第6話 「忘れる。ということで、私たちは生きていられる」
第7話 「心の中を愛で満たせば、人は苦しまなくてすむんです」
第8話 「あなたの仏様はほら、側にいるカレですよ」
第9話 「幸せの早道は“今日はいい日”と信じることよ」
第10話 「お盆にちなんで、地獄に落ちた母と欲張りの弟の話を…」
あおぞら説法ガイド
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。’57年、『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞受賞。’61年、『田村俊子』で田村俊子賞受賞。’63年、『夏の終り』で女流文学賞受賞。’73年、平泉中尊寺にて得度・受戒。その後、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、『白道』で芸術選奨文部大臣賞。『場所』で野間文芸賞、NHK放送文化賞など次々と受賞。’98年、現代語訳『源氏物語』全20巻完結。2006年、文化勲章受章。歌舞伎、能、狂言、オペラの台本も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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