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光文社文庫
誰が龍馬を殺したか―衝撃秘史 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 245p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334747398
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大政奉還を実現した直後に、中岡慎太郎とともに、京都河原町で刺客の手にかかった坂本龍馬。その実行犯として、新選組や京都見廻組の名は挙がっていたが、明治三十年代になっても、事件の真相は謎に包まれていた―。土佐藩出身の谷干城、そして、長州閥の児玉源太郎を探偵役に、豊富な史料と精密な論証によって、維新史最大の謎を解明した歴史ミステリーの傑作。

著者等紹介

三好徹[ミヨシトオル]
1931年東京生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。読売新聞社に入社。記者生活のかたわら、執筆活動を開始。’67年に『風塵地帯』で第20回日本推理作家協会賞、’68年には『聖少女』で第58回直木賞を受賞する。歴史小説、推理小説など、幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

北杜夫そっくりおじさん・寺

61
中学1年生の時、この著者の短篇『竜馬暗殺異聞』を読んだ。坂本龍馬の暗殺の様子が史料で詳しく残っている事を初めて知った私は感動した。そしてこういう推理がある事を知り大層面白かった。本書はこの短篇を伸ばして長篇にした様な歴史推理小説である。短篇では昭和の現代人の推理だが、本書の主人公は明治の谷干城。土佐出身の政治家である。龍馬暗殺の際に駆け付けた一人。暗殺犯を新選組だと誤解して近藤勇を処刑した張本人である。谷が暗殺の黒幕を見付けるかと思いきや、見付けるのは唐突に現れた長州出身・児玉源太郎である。うーむ。2016/04/28

わゆ

2
誰が真犯人なのか未だに明らかになっていないので、どんな人を持ってくるかなと楽しみに読みました。資料が豊富で、読み応え満点。2010/03/22

まさやんやで

1
★★★★☆読了しました。坂本龍馬、中岡慎太郎暗殺は謎に満ちているが、何が本当なのか、150年経っても分からないところにも引き込まれる題材です。 引き続き多くの幕末本を読んでまいりたいと思います。2017/07/01

wasabi

1
著者は読売新聞社首席採用であり、同期の次席採用は渡邉恒雄である。戦後の政界、経済界の闇の部分、ウラ社会に精通しているのは間違えない。そして、すこぶる歴史に明るく、その経験と才能を備えておればこその謎解きなのだ。龍馬殺しの下手人を特定するにとどまらず、この想像力にはまったく恐れ入る。2012/11/04

KENTA

1
新撰組と思ってましたが、いろんな説があるんですね。 珍しい説だけど、妙に納得する部分もある。なんでだろう。 ちなみに今晩の龍馬伝最終回は誰が犯人になるんでしょうか?2010/11/28

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